フィリピン観光年2015
2015-03-30 10:55:51
フィリピン観光年2015の取り組みと魅力が凝縮されたイベント詳細
フィリピン観光年2015の取り組み
フィリピン観光年2015は、日本人観光客を対象にした様々な施策とイベントが展開されています。本記事では、言語教育、航空便の増便、ホテル進出、そして食文化の交流など、特に注目すべきトピックを取り上げます。
語学留学と研修の拡大
フィリピンでは、英語が公用語として広く使用されており、人口の約90%が英語を話せます。これにより、語学留学や企業研修を行う際にフィリピンは非常に魅力的な目的地となっています。TOEICやTOEFLなどの資格試験のスコアが重視される中、個別指導を受けられる環境が整っています。また、費用の面でも欧米と比較して非常にリーズナブルです。さらに、5月には特別イベントとして「フィリピン留学フェア」がベルサール西新宿で開催され、多くの留学希望者の参加が期待されています。
日本・フィリピン間のLCCの就航
日本からフィリピンへのアクセスが向上しているのも大きな特徴です。国土交通省による規制緩和を受け、2014年3月から羽田-マニラ間の直行便が運航を開始しました。その後も名古屋や関空などへの新規就航が続き、年間150万席の供給に達しました。フィリピンに渡航する日本人の数は、昨年467,000人に達し、7%の増加となっています。これに対し、フィリピンからの訪日者も前年から70%の増加を見せており、お互いの国の交流は今後ますます拡充されるでしょう。また、マニラの第1ターミナルのリノベーションや新たな空港の建設が進められており、さらなる利便性向上が図られています。
日本資本ホテルの進出
フィリピン観光年2015には、国際的なブランドホテルの進出も目を引きます。エンターテインメント複合施設「City of Dreams Manila」では、アジア初の「Nobu Hotel」がオープンし、今後もコンラッドやグランドハイアット、シャングリ・ラ、東横インなどの開業が続く予定です。2018年には、「ホテルオークラマニラ」の開業も計画されており、観光インフラとしての整備が着実に進行しています。
さっぽろ雪まつりへの参加
フィリピン政府も、日本で人気のあるイベントに積極的に参加しています。第66回さっぽろ雪まつりでは、フィリピンを象徴するマニラ大聖堂の雪の像が建設され、フィリピン政府観光省と日本の放送局の協力によるイベントが成功裡に進行しました。このオープニングセレモニーではフィリピンの伝統舞踊が披露され、訪問者の注目を集めました。
食文化の交流「マドリード・フュージョン」開催
4月には、世界的な食の博覧会「マドリード・フュージョン」がマニラで開催されます。スペインとフィリピンのシェフのコラボレーションによる様々なイベントが予定されており、国際料理会議や展示会が行われ、最新の料理トレンドや技術を学ぶ機会が提供されます。フィリピン料理の魅力を発見する多彩なイベントも企画されており、フィリピンの食文化を広める絶好の機会となります。
フィリピン観光年2015は、観光客誘致のための多岐にわたる施策が展開され、特に日本との関係が強化されています。今年も様々な魅力的なイベントが予定されており、フィリピンが海外旅行における主要な行き先となることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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フィリピン政府観光省東京支局
- 住所
- 東京都港区六本木5-15-5 フィリピン大使館
- 電話番号
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