介護をマンガで学ぶ！『マンガでわかる親の介護の始め方』の発売

介護をマンガで学ぶ新刊『マンガでわかる親の介護の始め方』

2025年6月23日、株式会社Gakkenから新たに発売された『マンガでわかる親の介護の始め方』は、介護に関する基本的な知識をマンガ形式で学べる一冊です。この書籍は、親が介護を必要とすることになった際の心構えや具体的な準備方法を、実際のケースを通じて分かりやすく解説しています。

介護が必要な理由

高齢者の間で、介護が必要になる理由として特に多いのが「脳卒中」、「認知症」、「骨折・転倒」です。本書では、これらの実際のケーススタディを通じて、どのように介護を始めるべきかを示しています。

- 脳卒中で倒れた父親を持つコトミの物語
- 認知症と診断された母親を持つチエの物語
- 遠方に住む母が骨折したマイの物語

これらのストーリーを通じて、読者は必要な知識や準備が何かを学び、親の介護に対する理解を深めることができます。

電子連載から本書への進化

本書は、2025年3月にスタートした電子書籍連載の内容を再編成したものです。この連載は、Kindleや楽天Koboを含む様々な電子書籍プラットフォームにて提供され、全6巻にわたる内容を掲載しています。新たに設けられた第4章では3つの家族のその後の介護状況についても触れています。

内容の概要

本書は4章で構成されています。各章は特定のストーリーに基づき、介護に関する実践的な知識を提供します。

1. 脳卒中で倒れた父を別居介護しているコトミと父・ヨシオの場合
- 医療ソーシャルワーカーの役割や介護サービスの利用法などを解説。

2. 認知症の母を同居介護しているチエと母・レイコの場合
- 地域包括支援センターへの相談方法や財産管理について。

3. 遠距離で骨折した母を介護するマイと母・マキコの場合
- 介護と仕事の両立やデイサービスの利用についての基本知識。

4. 3人の家族の介護のその後を詳述。
- 介助グッズやショートステイの利用方法、認知症カフェの活用法など。

監修とマンガ家のプロフィール

本書は、一般社団法人あたご研究所の後藤佳苗氏が監修。彼女は、行政保健師としての豊富な経験を持ち、多くの介護に関するセミナーを実施してきました。また、マンガは吉田美紀子氏が担当し、彼女は介護士としての知識とマンガ家としての技能を融合させています。

介護を考えている方々へ

親の介護を考え始めた方々やこれから求められる介護の準備をしている方々にとって、本書は必見です。マンガ形式でありながら、実践的な知識が詰まっているため、分かりやすく覚えやすい内容に仕上げられています。「お助けネコのニャシスト3世」も登場し、楽しく介護の基礎を学ぶことができます。ぜひ手に取ってみてください！

本書の購入はこちらまたは楽天ブックスで。