2025年スマートフォン利用状況調査結果
2025年9月1日から7日まで、マイボイスコム株式会社が実施したインターネット調査の総合結果が発表されました。この調査は第19回にあたるもので、参加者数は11,578名。調査内容はスマートフォンの所有状況、利用機能、満足度、購入意向について詳しく触れています。
スマートフォンの所有率
まず、スマートフォンの所有率は93.7%という高い数字を記録。年代別に見ても、所有率はほぼ均一で高い水準を維持しています。また、所有者の中では「iPhone」の利用者が全体の約30%を占めています。特に若年層においてその傾向が顕著です。
利用機能・サービスの現状
利用されている機能・サービスについては、88.5%が「通話」を利用しており、続いて「カメラ」が70.8%、さらに「Webサイト閲覧」「Webメール」などが60%以上の利用率を示しています。特に若者に人気の「SNS」「ゲーム」「動画視聴」などの利用も多く見られました。
女性の若年層においては、オンラインショッピングやチャットアプリの利用が特に高い傾向があり、世代による使い方の違いが浮き彫りになっています。
満足度の調査結果
スマートフォン利用者の満足度に関する調査では、「満足」「やや満足」の合計がiPhone利用者では80%を超え、特に新機種『iPhone16シリーズ』利用者が最も高い満足度を示しました。iPhone以外の端末でも、Google PixelやXperiaなどで70%台の満足度が得られています。このように、特にiPhoneユーザーの満足度は非常に高いことが分かりました。
スマートフォン利用意向
調査結果によると、今後スマートフォンを使いたい意向を持つ人は80%を超え、その中でも「とても利用したい」と答えた人は55.5%に達しています。特に10代や20代男性、50代および60代女性において、その希望が強い傾向があります。
通信会社への変更意向
興味深いことに、次回のスマートフォン購入時に「同じ携帯電話会社・通信事業者にしたい」という回答は63.1%に達しました。主にNTTドコモの利用者にその比率が高く、今後も同じ通信会社を利用したいと考える人が多いことが示されています。一方、通信会社に対するこだわりが無いという回答も14.5%存在し、顧客の選好が多様であることが読み取れます。
利用者コメントの特徴
さらに、調査に参加したユーザーからの生の声も多く寄せられています。「同じ通信会社にしたい」と答えた人は、その理由として家族割引や通信品質の良さを挙げており、逆に別の会社にしたい理由としては、通信が不安定なことや長期利用者へのメリットが無い点をネガティブに挙げていました。また、「こだわらない」と答えた方々は、今後の選択肢の多様さを重要視している様子が伺えます。
この調査結果から、スマートフォン利用者のニーズや満足度、そして通信会社選びに関する傾向が読み取れます。今後もスマートフォン市場は進化していくと思われますが、ユーザーの声を基にしたサービス提供が求められる時代です。