八重山の未来を共に考える「やいまSDGsシンポジウム」
八重山地域の子どもたちと共に、持続可能な未来を創るためのイベント「第1回 やいまSDGsシンポジウム」が2021年11月20日(土)と21日(日)に石垣島で開催されます。このシンポジウムは、地域の特性を活かし、様々な分野でサステイナブルな取り組みを進めている方々が集う貴重な機会です。
地域の恵みと課題
石垣市と竹富町、与那国町から成る八重山地方は、美しい自然に囲まれた地域です。西表島はユネスコの世界自然遺産に登録されており、八重山の海は日本で最大のサンゴ礁システムを誇ります。これらの自然資産は、地域住民にとって重要な生活環境であり、それを守ることが求められています。
そこで、やいまSDGsシンポジウムでは、地域の環境を守りながら経済を活性化させる方法を議論します。実行委員長である八重山高校の2年生、当銘由羅さんが中心となり、若い世代の声を反映した地域づくりを目指しています。
シンポジウムの概要
日時・場所
- - 前夜祭: 2021年11月20日(18:00~20:00)
- - 本番: 2021年11月21日(9:00~20:00)
- - 会場: ANAインターコンチネンタル石垣リゾート 真栄里・中庭
参加方法
- - 来場: 無料(八重山地域在住者、国内外からの来島者)
- - オンライン視聴: 有料チケット(特設サイトで購入可能)
主催・共催
- - 主催: やいまSDGsシンポジウム実行委員会
- - 共催: ローカルSDGs推進支援財団設立準備室
イベントの目玉
今回のシンポジウムのために、さまざまなプログラムが用意されています。特に注目したいのは以下の内容です。
パネルディスカッション
八重山地域の課題に取り組む挑戦者たちが集い、サンゴ礁の保全や生物多様性、教育などのテーマで意見を交換します。そして、未来の子どもたちにどのような地域を残すべきかを考えます。
やいま百貨店
地元のオーガニック食品や特産品を提供するマーケットも開催されます。八重山農林高校の生徒が考えた「新ぱち農弁当」や、サスティナブルな生活雑貨を販売し、地域の特性を生かした商品が並びます。
ライブステージ
また、八重山の郷土芸能を体験できるライブステージでは、若い世代のアーティストたちが八重山の文化を伝えます。
SDGsボードゲーム大会
「Get The Point」というボードゲームを使用し、参加者が持続可能な開発について学ぶ機会も設けられています。中高生がファシリテーターとなって進行するため、子どもたちにとっても理解が深まる内容となっています。
自然と触れ合いながら学ぶ
イベント期間中には、エコツアーも予定されています。西表島や竹富島を巡り、実際に自然に触れながら、SDGsについて学ぶ体験ができる特典もあります。
結論
やいまSDGsシンポジウムは、地域の未来を考える重要なイベントです。持続可能な社会の実現に向けて、八重山全体で協力し合うことが求められています。この機会に、ぜひ参加して新たな知識と体験を得ることをお勧めします。