チヨダ、創業90周年を迎える
株式会社チヨダが2023年、創業90周年を迎えました。最初の店舗は、1936年に東京の高円寺でオープンした「チヨダ靴店」です。時が経つにつれ、チヨダは「東京靴流通センター」や「シュープラザ」といった名称で全国に約860店舗を展開する一大靴専門店チェーンへと成長しました。「お客様の生活を足もとから応援する」という理念を持ちながら、今後の100周年に向けた新たな挑戦にも意欲を示しています。
90年間の進化の軌跡
チヨダの創業者である舟橋義雄のリーダーシップのもと、靴業界に足を踏み入れた後、創業者の子息である舟橋政男が大学在学中に業務を引き継ぎました。彼は自身の成長のために独学で陳列や販売を学び、商売の魅力を実感しながら、積極的に新しい店舗を開店し続けました。1970年代にはロードサイド店舗の展開を強化し、全国規模のチェーン展開に成功しました。
1980年代には収益が低迷する一部店舗を他業態へ転換することで再生を模索し、玩具専門店「ハローマック」を展開しました。この成功により一時472店舗を持つまでになりますが、1990年代には郊外型ショップへも注力し、靴だけでなくアパレル業界にも進出しました。しかし、環境の変化に伴い、玩具やアパレル事業からの撤退も決意し、全従業員を靴事業に配置転換するという社会的責任を果たしました。
未来への Vision
チヨダは靴業界での原点を大切にしており、より良い製品を顧客に提供することに尽力しています。全国の店舗に加え、公式オンラインショップ「kutsu.com」などでも展開を進めており、実店舗とオンラインの利便性を融合させた購買体験を構築しています。メーカーとして店頭での試着とオンライン購入の利便性を高め、顧客に寄り添ったサービスの提供を目指しているのです。
プライベートブランドの開発
チヨダはお客様のフィードバックを基に、機能性やデザイン性を追求したプライベートブランドの開発にも取り組んでいます。具体的には、以下のブランドを展開しています:
- - HYDRO-TECH:防水性や防滑性を兼ね備えた高機能シューズ。
- - bio fitter:全世代向けにデザインされた、家族の健康を意識した靴。
- - CEDAR CREST:100年の歴史を持つアメリカブランド、利便性を追求したシューズ。
- - fuwaraku:働く女性を意識した「フワッと」「ラクな」足元を実現するブランドです。
一人一人に寄り添う取り組み
今後もチヨダは、顧客とのコミュニケーションを大切にし、一つ一つのニーズに耳を傾けながら製品開発を行っていく方針です。特に「歩く」という行為に着目することで、社会全体に貢献できる企業を目指していく考えです。この90周年を新たな出発点と捉え、次の100年に向けた成長と革新を続けてまいります。そして、地域の一番店として愛される店舗作りにも注力していきます。
【会社概要】
株式会社チヨダ(東証プライム、証券コード:8185)
本社:東京都杉並区荻窪4丁目30番16号 藤澤ビルディング5階
代表者:町野雅俊(代表取締役社長)
従業員数:1065名
店舗数:873店舗(2025年2月末現在)
公式ウェブサイト:
チヨダ公式