堤春恵の処女作『鹿鳴館異聞』、再演が決定
2026年3月11日(水)から15日(日)にかけて、東京芸術劇場シアターウエストにて堤春恵の処女作『鹿鳴館異聞』が再演されます。これは、文化庁舞台芸術創作奨励特別賞を受賞した作品で、観客にとって見逃せない公演となるでしょう。チケットの発売は、2026年1月19日(月)11:00からカンフェティで始まります。
異文化の交流を描く
堤春恵は、長くアメリカで演劇研究者として活動してきた経験を持ち、日本文化と西洋文化の摩擦をテーマにした作品に注力してきました。彼女の作品は、異文化交流を描きながらも、国際化の影で迷う日本人のアイデンティティに迫る試みとも言えます。昨今の演劇界では、身近なテーマに基づいた作品が多い中、堤は比較的骨太で浪漫的なアプローチを取り入れ、その独自性を際立たせています。
ストーリーの魅力
この作品の舞台は明治22年、2月10日、明治憲法発布前夜に設定されています。築地外国人居留地の一角で、初代文部大臣・森有礼の前妻である常と看護婦の千代が、名も知らぬ男爵夫妻の訪問を受けるという不穏な物語。降りしきる雨が雪に変わっていく中で、彼らの隠された過去が徐々に明らかになっていくさまは、多くの観客に深い印象を与えることでしょう。
豪華なキャストとスタッフ
公演には松本紀保、千賀功嗣(劇団俳優座)、平体まひろ(文学座)など、多彩なキャストが集結します。演出家としては扇田拓也が携わり、彼の独自の演出が作品に新たな息吹を吹き込むことが期待されます。
公演の詳細
- - 期間: 2026年3月11日(水)〜3月15日(日)
- - 会場: 東京芸術劇場 シアターウエスト
東京都豊島区西池袋1丁目8番1号
一般: 5,500円(カンフェティ限定割引あり)
一般: 5,500円 → カンフェティ席(一般)4,500円
公演に際しての詳細やチケット購入については、公式サイトをご覧ください。大会の舞台で繰り広げられる堤春恵の独創的な作品を是非楽しんでください。今からスケジュールにマークしておきましょう!
チケット購入サイト「カンフェティ」
公式サイトもチェックして、さらなる詳細を知ることができます。
公式サイト