由地まさるの写真展「太陽の島」開催
2026年7月23日から7月29日まで、アイデムフォトギャラリー「シリウス」にて、若手写真家の由地まさる氏による写真展『太陽の島』が開催されます。この展示は、株式会社アイデムが支援プログラムの一環として企画されたもので、プロキオン・フォースのプロジェクトの一環として実施されます。
この『太陽の島』展では、由地氏が取り組んできた銀塩写真の魅力が存分に堪能できる内容となっており、特に彼が追求した中世ヨーロッパの錬金術師の視点が色濃く反映されています。展覧会の主な展示は、伝統的なモノクロプリントと、独自の手法である『アルケミカルアメーバ』を使った作品です。これらの作品は、由地氏がフィリピンのパンソルという小さな町で撮影した光を素材に製作されています。
作品の背景
由地氏は、視覚的な芸術表現と化学的な過程を結びつけ、独自の道を進んでいます。モノクロ写真の制作・実験を2010年から始め、海外での撮影体験を経て、特にドイツでの2年間は彼の創作スタイルに大きな影響を与えました。自ら銀塩感光乳剤を製作する過程で、彼は錬金術師たちの手法に触発され、独自の技法『アルケミカルアメーバ』へと至りました。この技法を用いることで、銀が生成する様々な黒の粒子の成長過程やその特性に対する深い理解を得ています。
写真展では、モノクロ作品が42点、アルケミカルアメーバの作品が14点展示されており、それぞれが独自の美しさを持っています。特に、『アルケミカルアメーバ』では、単なる写真とは異なる、化学的な魅力とともに、自然と人間の生活の相互作用が表現されています。
由地まさるプロフィール
1990年に長崎に生まれ、福岡育ち、現在は札幌に在住の由地まさる氏。琉球大学理学部を中退後、10年間にわたりモノクロ銀塩写真に情熱を注いできました。旅をしながら多くの国々で撮影し続けており、独自のスタイルが確立されています。
なお、今回の展示の様子や追加情報は、シリウスの公式ブログやFacebookページでも随時更新される予定です。ぜひ、チェックしてみてください。
お問い合わせ
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