Z世代と共に創り出す、京都の循環型リユースイベントが成功裏に終了

京都での「循環フェス」の成功と次回開催の告知

2025年11月22日（土）、京都市の「梅小路公園」にて開催されたZ世代と共に創るリユースイベント「循環フェス」が、多くの参加者を迎え大成功を収めました。このイベントは、株式会社ヒューマンフォーラムとコミュニティ・バンク京信、そして株式会社ジェイ・エス・ビーの共同開催によって実現したもので、2022年に始まったこの取り組みは徐々に成長を続けており、今回で3回目の開催となります。

開催結果の詳細

当日の来場者数は約18,000人に達し、多くの人々が不要な衣服の回収と再利用に参加しました。回収された衣服は合計で2,118kg、すなわち約8,472点相当となり、これは環境保護向けの大きな一歩です。また、「¥0 Market」では、回収された衣服の中から962.5kg、約3,850点の衣類が無償で参加者に配布されました。これは、参加者が衣類の循環を実際に体験し、楽しみながらリユースの重要性を感じてもらうことを目的としています。さらに、このイベントによるCO₂削減効果は101.3トンに達しました。この数字は、参加者の間でリサイクルの意識を高めるプラスの影響を与えています。

次回「循環フェス」概要

次回の「循環フェス」は2026年4月19日（日）に開催される予定です。場所は同じく梅小路公園の七条入り口広場で、時間は10:00から16:00までの予定です。雨天の場合はイベントが中止となります。次回も多彩なアクティビティやワークショップが用意される予定で、詳細は公式サイトやSNSでお知らせしますので、ぜひチェックしてみてください。

循環フェスの取り組み

「循環フェス」はZ世代や様々なプレイヤーとの協働により、京都市におけるリユースの新しいムーブメントを創出しています。毎回1万人以上が訪れるこのイベントでは、無料で参加できる古着の提供・回収企画「¥0 Market」をはじめ、リユースやリサイクルに関連するワークショップ、展示、そしてステージイベントが行われています。また、安心安全な食材を使用したフードコートも設けており、参加者全員が楽しめる内容となっています。加えて、このイベントでは使用済衣服のリユースによるCO₂削減量を測定する社会実験も行い、環境保護への理解を深める機会を提供しています。

参加者を募集

循環フェスの運営メンバーは随時募集を行っています。興味を持たれる方は公式サイトからお問い合わせいただけます。若者が関心を持ちやすいよう、学生の出店料はなんと無料です。皆さんの参加をお待ちしています。

RELEASE⇔CATCHとの連携

「¥0 Market」は、ヒューマンフォーラムや京信、ジェイ・エス・ビー、安田産業、京都市といった企業・団体との合同プロジェクト「RELEASE⇔CATCH」とも連携しており、使用済衣服の回収と循環を進めています。このプロジェクトでは、回収された衣服の無償提供やBOX設置による回収を行い、地域全体のリサイクル活動を推進しています。ヒューマンフォーラムはさらに、京都環境賞の大賞も受賞しており、地域に対する環境保護への献身が評価されています。

今後も「循環フェス」は、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。楽しみながらリユースやリサイクルに触れるチャンスを一緒に楽しみましょう！