環境配慮型菓子製造
2023-12-08 17:00:02
十万石ふくさや、再生可能エネルギーで持続可能な和菓子生産を目指す
十万石ふくさや、再生可能エネルギーの導入
埼玉県行田市を拠点とする株式会社十万石ふくさやが、自家消費型の太陽光発電設備を導入することを発表しました。この取り組みは、同社が長年にわたって進めてきた環境への配慮をさらに強化するものです。
環境への森づくりとSDGsへの貢献
十万石ふくさやは、埼玉県のSDGsパートナーに登録されており、これまでにも照明のLED化や空調使用の見直し、生産工程の効率化に取り組んできました。この自家消費型太陽光発電設備の導入は、エネルギーの持続可能性を高め、廃棄物削減の実現に向けた重要なステップとなります。2024年4月からの稼働を目指し、発電能力は61.005kWとなる予定です。
代表取締役の横田康介氏は、「私たちの和菓子は、地域社会に喜びをもたらすだけでなく、環境にも寄与するものにならなければならない」と語ります。この考えに基づき、環境に優しい生産方法の推進が求められています。
十万石まんじゅうの魅力
十万石ふくさやは、創業以来「いつも変わらぬ美味しさを」という理念のもと、品質の高い和菓子を製造・販売しています。その代表商品「十万石まんじゅう」は、戦後に誕生し、今や埼玉県の名物として親しまれています。北海道十勝産の小豆、新潟県産コシヒカリの粉、国産つくね芋を使って、伝統的な製法で仕上げられています。
このまんじゅうは、テレビCM「うまい、うますぎる!」で広く宣伝され、地域のシンボルとしての地位を確立しています。さらに、同社は様々な限定商品やコラボレーションを展開し、地域文化の発信にも努めています。
恒電社との協力
今回の太陽光発電設備の導入には、株式会社恒電社が関わっています。この企業は、低圧・高圧電気工事に長い経験を持っており、法人向け自家消費型の太陽光発電の提案と施工を行っています。特に、埼玉県北足立郡に本社を置き、豊富なノウハウを活かして迅速かつ具体的なサービスを提供しています。
恒電社の代表取締役社長、恒石隆顕氏は、「エネルギーの転換は企業の持続可能性に直結する」と話し、十万石ふくさやとの取り組みの重要性を強調しています。どちらの企業も、環境保護の意識を持ちながら、地域社会へ貢献する姿勢を示しています。
今後の展望
十万石ふくさやは、今後も持続可能な製造プロセスを進め、環境に優しい商品づくりを追求していく方針です。この取り組みが、他の企業にも波及し、地域全体のSDGsへの取り組みに寄与することを期待したいものです。これからも、地域と共に発展し、未来の香りをお届けする十万石ふくさやの挑戦に目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 恒電社
- 住所
- 埼玉県北足立郡伊奈町西小針6-108
- 電話番号
-
048-728-4283