こども家庭庁主催の保育所長・主任保育士等研修がスタート

こども家庭庁が主催する新たな保育研修

この度、株式会社ベネッセスタイルケアが、こども家庭庁から依託を受けて「令和7年度保育所長・主任保育士等研修」の運営を開始しました。同社は、東京都新宿区に本社を置く企業で、長年の保育運営経験を活かし、保育の質を高める取り組みを展開しています。

研修の目的と背景

日本における保育政策は、近年、子育て支援や保育質の向上を重視する方向へとシフトしています。待機児童問題が解消された後、地域ニーズに応じた質の高い保育に加え、保育人材の確保と業務のICT活用が求められています。これに対応する形で、本研修は保育所の長や主任保育士を対象に、最新の保育施策や運営課題を学ぶための場を提供します。

対象となる受講者

本研修は、保育所、認定こども園、地域型保育事業などに従事する保育所長や主任保育士、指導保育教諭等を対象としています。また、保育実習の指導を行う予定者も対象となるため、多様な職務の方々にとって有意義な研修内容となっています。詳細はベネッセスタイルケアの公式ウェブサイトで確認することができます。

実施方法

研修はオンラインと集合型の2つの形式で行われます。
1. オンライン型研修
受講者は、個々のパソコンやスマートフォンを通じて、指定の時間にリアルタイムで講義を受けることができます。使用するのはZoomで、手軽に参加できるのが特徴です。
2. 集合型研修
直接会場に集まり、専門の講師から講義を受ける形式で行われます。参加者同士のディスカッションの機会も設けられ、従来の講義スタイルとの融合が図られています。この研修は、TKP新橋カンファレンスセンターで開催される予定で、交通費や宿泊費は各自負担となります。

研修の日程

今回の研修は複数の日程で実施される予定です。中堅保育所長向けの研修は12月11日、17日、22日にかけてオンラインで行われ、初任保育所長向け研修も異なる日程での開催が決まっています。オンライン型と集合型を組み合わせた多様な日程設定により、受講者が自分に合った形式で学べるよう配慮されています。

申し込みは先着順で、定員制のため早めの登録が推奨されています。申込受付の詳細は、ベネッセスタイルケアの公式ウェブサイトに記載されているため、確認が必要です。