図書館利用実態調査2026: 生成AIと図書館の関係性
キャリアグループ総合研究所による「図書館・学び・情報収集」に関するアンケート調査が公表されました。この調査は2026年の6月から7月にかけて実施され、1007名からの回答を得ています。本稿では、調査結果を詳しく見ていきます。
調査結果の概要
今回の調査によると、図書館の利用は依然として活発であり、74.4%の人々が過去1年間に図書館を利用したと回答しています。また、毎月1回以上利用している人も58.4%に上り、各年代で利用状況に差が見られるものの、図書館の存在は身近なものとされています。
電子図書館とその活用
電子図書館に関しては、70.0%の人々がその存在を知っている一方で、実際に利用したことがある人は24.3%に留まりました。この結果から、電子図書館の普及は今後の課題と捉えることができます。利用者の中には、「CDを借りる」という利用方法や、学校図書ボランティア活動に関与している方も多いようです。
生成AIの利用状況
生成AIを利用したことがあるという回答者は79.1%にも上りますが、最初に情報を検索する際は依然として検索エンジンが主流で、89.5%と高い数字を示しています。このことは、AIが情報収集の主なツールとはなり得ていないことを意味しています。特に20代以下では日常的に利用しているとの回答が60%に達しており、世代による利用の偏りが顕著です。
図書館とAIの関係
興味深いのは、AIが普及したとしても92.4%の人が図書館は必要であると回答していることです。この調査では、「使い分けが必要」との意見が60.8%を占め、「AIがあれば図書館は不要」という意見はわずか0.4%と非常に少なかったです。これにより、AIと図書館は補完的な存在であると多くの人は捉えていることが分かります。
図書館に期待される役割
回答者にとって図書館の最も期待される役割は「本や資料を借りる場所」であり、67.2%がこの意見を支持しています。「情報収集の場」としての期待は17.7%にとどまりますが、図書館に導入してほしいAIサービスとしては「AIによる調べもの支援」が最多であり、AIと図書館のコラボレーションに対する期待が伺えます。
今後の展望
調査結果を通じて見えてきたのは、図書館が過去の知識を保存し、利用者による情報収集を支援する役割は消えないということです。また、図書館に対するAIの導入希望が多く寄せられており、AIが図書館に新たな可能性をもたらすことへの期待が高まっています。今後、図書館とAIの関係はさらに深化し、利用者にとっての利便性が向上していくことでしょう。
アンケートの結果についての詳細な内容は、
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