近畿大学卒業生、三田関が十両優勝
近畿大学の体育会相撲部出身の力士である三田関が、令和7年(2025年)七月場所において見事に十両優勝を達成しました。この快挙を祝うため、彼には同大学の学長から特別に化粧まわしが贈呈されることとなります。このイベントでは、相撲部の精神や教育との関わりについても語られる予定です。
化粧まわし贈呈式の詳細
贈呈式は、2025年10月24日(金)11:00から11:30まで、近畿大学東大阪キャンパス1号館9階にて開催されます。受付は10:30から行われ、出席予定者には二子山部屋の力士である三田関をはじめ、近畿大学学長の松村到氏や体育会相撲部の二つの主要役員が含まれています。
三田関のプロフィール
三田大生(みたたいき)は、2001年12月13日生まれ、栃木県大田原市出身です。近畿大学経営学部経営学科を2024年3月に卒業し、在学中には数々の相撲大会で素晴らしい成績を収めました。
- 第96回西日本学生相撲選手権大会 個人の部 優勝
- 第59回全国選抜大学・実業団相撲和歌山大会 個人の部 準優勝
- 第62回全国大学選抜相撲宇佐大会 個人の部 第3位
- 第48回西日本学生相撲個人体重別選手権大会 無差別級 優勝
- 特別国民体育大会相撲競技 成年男子個人 第5位
三田関は2024年に二子山部屋に入門し、同年の九月場所で初土俵を踏みました。そして、2025年の五月場所では十両に昇進、七月場所での優勝により相撲界の注目を浴びる力士となりました。彼の現在の番付は十両四枚目で、これからの活躍が期待されています。
相撲と教育の関わり
近畿大学では、相撲部の活動を通じて学生たちがチームワークや忍耐、礼儀正しさを学んでいます。三田関の優勝は、その学びが実を結んだ結果でもあります。教育機関としての近畿大学は、学問と実技を両立させることに力を入れています。
三田関の成績や化粧まわし贈呈式は、スポーツの世界だけでなく、教育の場でも大きな意味を持つ出来事です。これからも相撲のみならず、様々な形でその経験を生かし活躍してほしいと願います。
この贈呈式は、大学と卒業生、力士の関係を深める良い機会となります。近畿大学の相撲部の今後の成長に期待すると同時に、三田関のさらなる活躍に注目が集まります。ぜひ、関心をもってその成長を見守りましょう。