NPO法人木と風の香りが子ども食堂のクラウドファンディングを開始！

NPO法人木と風の香りが子ども食堂を支援するための取り組み

北海道苫小牧市に位置するNPO法人木と風の香りが、2025年6月10日から新たに子ども食堂の運営継続を目指したクラウドファンディングを実施します。これは、子どもたちに「もうひとつの家」を提供するための大切なプロジェクトです。子どもたちが安心して過ごし、心と体の満足を得られる場所を守るために立ち上がったこの取り組みには、高まる社会問題への対応が背景にあります。

子どもたちのための安全な空間

木と風の香りの運営する子ども食堂は、単なる食事の提供を超え、子どもたちの心の支えとなる「もうひとつの家」的な役割を果たしています。近年の物価上昇により多くの家庭が困難な状況に直面している中、支援を必要とする子どもたちがこの場所に訪れています。孤独や貧困、虐待、あるいはヤングケアラーといった問題を抱える子どもたちもいます。このような状況を放置することはできず、逆境に立ち向かうための居場所としての役割をさらに強化する必要があるため、クラウドファンディングを実施することに決めました。

“もうひとつの家”の価値

この子ども食堂では、普段の生活での「安心」が大切にされています。例えば、「今日もごはんが待っている」ことや、「誰かが優しい言葉をかけてくれる」環境がここでは重要視されています。また、裕福な家庭の子どもたちも、イベントや遊びを通じて「ごちゃまぜな関係」を体験し、すべての子どもたちが平等に過ごせる空間を提供しています。料理や家事を通じて他者を助け合うことで、自己肯定感を高めることも意図されています。

子どもたちのクリエイティビティ

リターン品として、子どもたちが自らデザインした缶バッジや企業向けの商品パッケージデザインなど、子どもたちのクリエイティブな活動も支援の一環として取り入れられています。これは、子どもたちが自発的に関与し、学びを深める機会を提供するものです。

クラウドファンディングの詳細

プロジェクトは2025年6月10日から7月21日までの期間で行われます。支援者は3,000円から参加でき、他にも様々なリターンが用意されており、感謝の気持ちを込めたメッセージや手作りアイテムを受け取ることができます。これからの子どもたちの幸せな時間を増やすために、ぜひとも皆様の支援をお願いいたします。