NTTデータグループがMyTalentを導入しタレントプールが10,000名を突破

NTTデータグループがタレントプールを拡大

NTTデータグループが株式会社TalentXの採用MAサービス「MyTalent」を導入し、運用開始からわずか半年でタレントプールの登録者数が10,000名を突破しました。このプロジェクトは、企業と個人が長期的な関係を築く新しいアプローチを目指しています。

企業と求職者を結ぶ新たなプラットフォーム

従来の就職活動では、企業と求職者の接点は応募や面接という短い時間に限られがちでした。そのため、一度の面接で入社に至らなかった場合、そこで関係が終わってしまうことが多く、それがキャリアの選択肢を狭めていました。しかし、現代の働き方は多様化しており、求職者は自分に合ったキャリアを柔軟に選ぶことができるようになりました。

このような背景を受け、NTTデータグループは「MyTalent」を導入し、過去に接点のあった人材と企業との関係を長期的に築くプラットフォームを構築しています。タレントプールには、新卒や転職者だけでなく、選考辞退者や採用イベントに参加した方々など、多様なバックグラウンドの人々が登録しています。

「MyTalent」の機能と魅力

「MyTalent」は、日本初の採用MAサービスとして、求職者とのつながりを資産に変えることを目指しています。これにより、単発的な採用活動を行うのではなく、持続可能で計画的な採用活動が実現されます。具体的には、タレントプールの構築から半自動のアプローチ、持続可能な仕組みまでを一気通貫で実現します。

このシステムを利用することで、従来の採用候補者を一元管理し、興味スコアを自動で計測することが可能になります。そのため、適切なタイミングでスカウトを行うことができ、競合とバッティングすることなく優秀な人材を獲得することが可能です。

向かうべき未来

NTTデータグループの人事部門の田中秀平氏によれば、「MyTalent」を通じたタレントプールの構築は、企業の魅力を感じている潜在的求職者とのコミュニケーションを深めるためのものであり、一人ひとりのキャリア意向に合わせた情報提供が重要です。
将来的には、社内外でのリソースを活用し、多様な人材との“縁”を大切に育んでいくことを目指しています。この取り組みが、今後の採用活動にどのような影響を与えるのか注目されます。