豊橋市立看護専門学校で開催されたオープンキャンパスの魅力を探る

豊橋市立看護専門学校のオープンキャンパス

豊橋市立看護専門学校のオープンキャンパスは大きな盛況を見せました。参加者たちは和やかな雰囲気の中、看護の世界に触れる貴重な体験をしました。2024年のオープンキャンパスは8月2日と5日に開催され、多くの高校生や、看護師を目指す社会人が参加。特に病院見学ができる8月2日は、定員いっぱいまで予約が埋まり、キャンセル待ちが出るほどでした。

オリエンテーションでの感動的なスタート

当日のプログラムはオリエンテーションから始まりました。先生方の挨拶と学校の概要説明に続いて、在校生による貴重な体験談が発表されました。先輩たちが選んだ理由や、子育てと両立しながら通学していることを共有し、参加者たちはリアルな学校生活の様子を知ることができました。また、実習先の病院が近くにあり、実際に卒業生が働いているため、入学後の将来像が思い描きやすいという点も、多くの受験生にとって魅力的でした。

実習体験で深まる学び

次に、豊橋市民病院の見学に向かいました。看護専門学校と市民病院が渡り廊下で結ばれており、参加者は実習の様子や医療現場の息遣いを間近で体験しました。特に手術センターでは、実際に手術室に入らせてもらい、医療の緊張感を感じつつ「私たちが支えます！」と語るスタッフの温かい笑顔が印象的でした。

続いて産婦人科を訪れ、生まれたばかりの赤ちゃんに対面。参加者たちの「かわいい！」という声が施設内に広がりました。その後、認知症や小児医療に関する様々な取り組みにも触れ、実際にどのように患者に寄り添うかを学ぶ機会がありました。

校内見学と体験イベント

校内見学では、模擬授業や手浴の体験、さらには実際の医療器具を使っての創傷処置を体験しました。特に模擬授業「母性看護学」では、赤ちゃんの人形を使っておむつ替えや抱き方を学び、在校生たちから優しい指導を受けました。こうした実体験を通じて、看護師としての心構えやスキルを体感することができたのです。

在校生との座談会で得られたつながり

図書室では在校生との座談会が用意され、参加者たちは質問を自由にし合うことができました。昨年の参加者からも満足度95%を獲得したこのセッションでは、和やかな雰囲気のもと、受験生たちの緊張も解け、より具体的な情報を得ることができました。入学後に実際に使用するテキストの内容も確認でき、リアルな学びのイメージが湧きます。

参加者の感想とこれからの展望

参加者からは、在校生の温かい接し方に感動し、「友達にも勧めたい」という声が多く聞かれました。豊橋市立看護専門学校のオープンキャンパスは、明るく和やかな雰囲気の中、看護の魅力に触れる機会を呈しており、興味を持つ方にとっては絶好のチャンスです。来年もぜひ参加して、看護の世界へ飛び込んでみてはいかがでしょうか。詳細は豊橋市立看護専門学校の公式サイトをご覧ください。