マルニ木工の家具再生
2024-10-12 16:16:51

伊勢丹新宿店にてマルニ木工が提案する家具再生イベント「RE-INNOVATION」開催

マルニ木工の新たな挑戦「RE-INNOVATION」



2024年10月16日(水)から22日(火)の期間、伊勢丹新宿店で家具再生の新たな形を提案するポップアップイベント「RE-INNOVATION Vol.3 No.544 Magazine rack supervised by Takayuki Fujii」が開催されます。これは、株式会社マルニ木工と伊勢丹新宿店がタッグを組んだ企画で、実績と歴史をもつマルニ木工が、新たな価値を創出する家具リノベーションの魅力を広める場となります。今回で第三弾を迎えるこのイベントは、毎年多くの来場者を魅了しています。

マルニ木工は、1928年の創業以来、数多くの名作を世に送り出し、家具の美しさと機能性を追求してきました。特に、深澤直人やジャスパー・モリソン、セシリエ・マンツなど、世界的に著名なデザイナーとのコラボレーションによるMARUNI COLLECTIONは、多くのファンを獲得しています。また、頻繁に寄せられる修理依頼に対しても、丁寧に対応し、古い家具を元通りにするだけでなく、ユーザーの感性を活かした製品へとリノベーションしています。

このイベントでは、特に藤井隆行氏による監修が光ります。彼は、ブランド「nonnative」を手掛けるデザイナーで、今回のリノベーションプロジェクトの発端ともいえるマガジンラックに焦点を当てています。このラックは1963年に制作されたもので、藤井氏は当時の設計図を元に、オリジナルに忠実な復刻に挑みました。デザインに手を加えることなく、当時の美しさをそのまま再現することにこだわっています。

60年前のデザインを現代に



藤井氏は、約60年前、機能的かつ洗練された日本の家具が存在していたことを知ってほしいという思いを語ります。基本に立ち返り、オリジナルの姿を保つことが今回のリノベーションのポイント。そのため、復刻されたマガジンラックは、当初のデザインからインスパイアを受けたものであり、4つのカラーバリエーション(ナチュラル、ライトブラウン、ダークブラウン、グレー)で展開されます。これにより、現代のインテリアにも自然に溶け込むよう配慮されています。

マガジンラックはそのまま雑誌の収納に利用できるだけでなく、子どものおもちゃ入れやPCデスク周りの収納としても活用できる多用途性を持っています。いまや家庭の中で、さまざまなかたちで家具を楽しむ時代に突入している中、再生されたこのラックがどのように新たな価値を提供するのか、一人ひとりのライフスタイルに寄り添う形で提案されています。

リノベーションによる新たな価値



マルニ木工は、このリノベーションへの取り組みを通じて、家具の生涯を通した価値を再認識し、愛着を持って使われる家具としてご提案しています。特に、壊れたり古くなった家具が新たな命を得ることで、持ち主にとっても大切な思い出が甦ります。リノベーション技術は、ただ単に物を直すだけではなく、もう一度使える形にし、さらにその先に新たな形で利用されることを目指すものです。

イベントの詳細



「RE-INNOVATION Vol.3 No.544」は、以下の詳細で開催されます。
  • - 会期: 2024年10月16日(水)~22日(火)
  • - 会場: 伊勢丹新宿店 本館5階 センターパーク/ザ・ステージ#5
  • - 企画運営: 株式会社マルニ木工、伊勢丹新宿店
  • - 特集ページ: 特集ページへのリンク

ぜひこの機会に、マルニ木工の歴史に触れ、新たな価値を持つ家具との出会いを楽しんでください。マルニ木工の提案するリノベーションの世界が、暮らしをより豊かに彩ります。


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会社情報

会社名
株式会社マルニ木工
住所
広島県広島市佐伯区湯来町白砂24番地
電話番号
0829-40-5095

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