新入社員調査結果
2025-04-23 15:26:55

新入社員のコミュニケーション調査から見えた課題と解決法

新入社員のコミュニケーション調査に関する新しい知見



最近の調査によると、新入社員の約60%が社内で「相手が忙しそうで声をかけづらい」と感じていることが判明しました。この背景にはテレワークやハイブリッド勤務の普及があり、相手の状況を受け取りにくくなっていることが一因です。特に、業務上必要な情報を得るために「チャット」を利用する率は64.5%にも上り、対面で質問をする割合は50.4%と、デジタルコミュニケーションが主流となっています。

分からないことがあったときの行動


更に注目すべきは、社内での不明点がある際に「その都度すぐに質問できていない」と答えた新入社員が5人に1人という調査結果です。その理由として「基本的なことを聞いて迷惑をかけたくない」と感じる人が68%に上りました。これは新入社員が職場における不安やストレスを感じている証拠であり、早急な対策が求められています。

チャットの使用頻度と社内の雰囲気


「社内チャット」を頻繁に利用する社員は68.6%に達し、対面での会話は52.9%、メールでのやり取りは37.2%と、コミュニケーション手段は多様化しています。しかし、実際の職場環境についての満足度は、23.2%の新入社員が「不満あり」と回答しており、特に業務の負荷や待遇に対する不満が際立っています。

現場の声を受けた解決策


新入社員からの意見を受け、社内コミュニケーションの改善策が求められています。多くの新入社員が「部署横断的な人材検索機能」を必要としていると答えており、この機能によって誰に質問するべきかが明確になり、他の業務への影響を避けることができます。また、リモート環境下でも他の社員のステータスや居場所をリアルタイムで把握できるツールの導入が効果的です。

このような環境の整備は、新入社員が相談しやすくなるための心理的ハードルを下げ、迅速なオンボーディングや組織全体の心理的安全性の向上にも寄与します。

調査の概要


この調査は、株式会社PHONEAPPLIが2025年3月に実施したもので、2023年度・2024年度の新入社員121名を対象とし、ハイブリッドワークやフリーアドレスなどを導入している企業におけるコミュニケーションの実態を明らかにしています。調査の結果からは、新たな働き方がもたらす孤立感や情報格差の問題が浮き彫りになり、その解決に向けた提案も行われています。

より良い職場環境の整備のために、今回の調査が一助となることを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社PHONE APPLI
住所
東京都港区虎ノ門4丁目3番13号ヒューリック神谷町ビル 8F
電話番号
03-5488-7001

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