「チョコっと募金」で妊婦と赤ちゃんを守ろう
バレンタインデーやホワイトデーの時期、愛を込めた特別な贈り物を考えている方々に注目していただきたいのが、特定非営利活動法人AMDA社会開発機構(本部:岡山市)が行っている「チョコっと募金」キャンペーンです。この企画は、中米ホンジュラスの妊婦とその赤ちゃんの未来を守るために、目標金額120万円の募金を集めるものです。
現地の課題
ホンジュラスのレイトカ市では、人口1万人に対し、出産を行える診療所は1軒しかありません。この地方では、妊婦たちが安全に出産を迎えるための「妊婦の家」が設置されており、出産に備えた妊婦たちはここで家族と過ごすことが求められています。しかし、残念ながらこの施設は老朽化が進んでおり、壁の剥がれや窓や玄関の破損が見られ、安心して利用できる状態ではありません。
特に山間部に住む妊婦たちにとって、「妊婦の家」は非常に重要な存在です。診療所までの移動は徒歩や馬で何時間もかかるため、陣痛が始まってからの移動が難しく、場合によっては自宅での出産をせざるを得ないこともあります。医療スタッフが不在であるため、出産時にトラブルが発生した場合にはお母さんや赤ちゃんに著しい危険が及ぶ可能性があります。
募金の使い道
「チョコっと募金」の収益は、以下のような形で「妊婦の家」の再生に使われます。これにより、年間300人の妊婦が安心して滞在できる施設になることを目指しています。
1. 出産前後の休息場所の整備(目標金額:30万円)
新しいベッドやマットレス、蚊帳などを設置し、妊婦が快適に過ごせる住環境を整えます。
例えば、6万円でベッドとマットレスのセット、3千円でサイドテーブルを贈ることが可能です。
2. 快適な環境作り(目標金額:50万円)
壁の塗装や破損した窓・ドアの修理を行い、安全で心地よい空間を提供します。4万円で1か所のドア修繕、12万円で全体の塗装を行うことができます。
3. 清潔な水回りの修繕(目標金額:40万円)
トイレや洗面台、洗濯場、台所を改修し、妊婦が快適で衛生的な環境で使用できるようにします。
たとえば、4万円で洗濯場を修理し、22万円で台所を改修する事ができます。また、寄付金の一部はプロジェクトの運営管理費(輸送費や人件費など)にも使われます。
皆様からの募金は、この地域の妊婦と赤ちゃんの命を守る大きな力となります。ぜひ「チョコっと募金」にご協力ください。
詳しくは、
こちらからご覧いただけます。
未来に向けての一歩
AMDA社会開発機構は岡山市から認定を受けたNPO法人であり、寄付は税制上の優遇を受けることができます。寄付を行うことで、妊婦たちに安心して出産を迎えてもらうための環境を整えられるのです。1回3,000円以上の寄付を希望される方には領収書が発行されますので、ぜひお手元に記録として残してください。
私たちの目標は、出産を心待ちにできるような「妊婦の家」の実現です。このプロジェクトは、妊婦さんたちに明るい未来を提供するための第一歩となります。メディアの皆様にも広報活動へのご協力をお願い致します。
<お問い合わせ先>
特定非営利活動法人AMDA社会開発機構
海外事業運営本部担当 山上正道
電話:086-232-8815携帯:090‐8241‐3815
メール:
[email protected]