日本代表が世界の舞台で輝く
2023年4月19日から21日まで、アメリカ・フロリダ州のウォルトディズニーワールドで開催される「ICU World Cheerleading Championships(WCC)」および「ICU Junior World Cheerleading Championships(JWCC)」に、日本代表が挑戦します。この大会は年に一度開かれる世界最大規模のチアリーディングイベントであり、60カ国以上から約3000人の選手が集結します。
主催は国際チアリーディング連盟(ICU)で、117カ国が加盟しています。日本代表は過去最多となる全21部門中12部門に出場し、選手たちはそれぞれの部門での金メダルを目指して激しい練習を重ねています。
多様な部門と出場選手
日本代表の出場部門は大きく「チアリーディング」と「パフォーマンスチア」の2つに分かれています。アクロバティックな要素を含む「チアリーディング」では、3つのカテゴリーに分かれて競技します。一方、ダンス要素が強調される「パフォーマンスチア」では、複数の年齢グループで出場予定です。
詳しい出場人数は次の通りです:
チアリーディング
- - Youth All Girl Median(23名)
- - Junior All Girl Advanced(22名)
- - All Girl Elite(20名)
- - Coed Elite(22名)
パフォーマンスチア
- - Youth Pom(17名)
- - Junior Pom(18名)
- - Junior Hip Hop(17名)
- - Pom(16歳以上、18名)
- - Hip Hop(16歳以上、19名)
- - Jazz(16歳以上、22名)
- - Doubles Pom(2名)
- - Doubles Hip Hop(2名)
大会の過去の成績では、日本代表は多くの金メダルを獲得しており、特にDoubles PomやHip Hopでは連覇の期待がかかっています。全てのカテゴリーにおいて素晴らしいパフォーマンスが期待されており、世界の注目を集めています。
新たな挑戦「FLY HIGH PROJECT」
日本代表の成績向上を目指し、2022年度には新しいプロジェクト「FLY HIGH PROJECT」がスタートしました。これは将来的にオリンピック競技化を見据えた選手の育成に焦点を当てたもので、特に個人選抜制を導入してより多くの選手のチャンスを増やしていく取り組みです。
このプロジェクトでは、All Girl EliteおよびCoed Eliteの選手が個人で選ばれ、日本代表の一員として国際大会に挑む姿勢が強化されます。
未来の夢を持つ選手たち
選手たちの中には、仕事と競技を両立させる姿勢を持ち、仕事の合間を縫って練習に励む人も少なくありません。このような選手たちは、他の若い世代にとってのロールモデルとなり、未来のチアリーディング選手たちに希望を与えています。
大会への参加が、さらに多くの選手にとっての憧れや目標となり、将来的にチアリーディングがより多くの人々に親しまれるスポーツとなることが期待されます。
2023年のWCC/JWCCに出場する日本代表団への応援をどうぞよろしくお願いします。彼らの活躍が多くの人々に勇気と希望を与えますように。
日本スポーツチア&ダンス連盟の理念
一般社団法人日本スポーツチア&ダンス連盟は、全国的にチアリーディングの普及と選手育成を目指しており、創造的で健全なスポーツ文化の推進に寄与しています。ICUに正式に加盟する国内唯一の団体として、国際的な交流を深める活動を行っています。これからのチアリーディング界の発展に、私たちも一役買っていく所存です。