あしなが学生募金事務局の勢いが全国に広がる
あしなが学生募金事務局は、全国約130か所で行われる街頭募金の準備に拍車がかかっています。今回の募金活動に向け、彼らはリーダーシップ開発に取り組むこととなりました。この研修は、インパクトジャパン株式会社のサポートのもと、全3回にわたり実施されました。具体的には、春の募金活動を控えた段階、春の活動の振り返り、そして秋の募金活動に向けた準備期間に合わせて計画されたものです。
支援の必要性を受け止める学生リーダーたちの姿
あしなが学生募金は、災害遺児や病気遺児、自死遺児といった特別な支援を要する子どもたちに寄り添う団体です。この活動は50年以上にわたり続けられており、毎年春と秋に街頭で募金を行っています。彼らは過去の厳しい状況を乗り越え、全国一斉の募金活動を再開することができました。しかし、2023年は役職者の減少など新たな挑戦も抱えていました。
リーダーシップを強化するための活動
インパクトジャパンは、リーダーシップ研修を通じて学生たちの力を引き出すことを目指しました。研修は次の3つのモジュールから構成されています。第一弾の「北極星を見つける」では、リーダーシップの基本的な理解を深め、自身の活動への意義を再確認しました。次に「仲間に目を向ける」で、チーム内の共感を高めるための対話を行い、「Discovery(R)」ツールを用いた自己認識を深めるワークショップを実施しました。
そして最後に「ストレスを手懐ける」をテーマに、仲間と共に公正に活動を推進するための方法を磨いていきました。参加者からは、異なる見解に気づけたことや、仲間とのコミュニケーションが強化されたといった声が寄せられました。 これらの研修は、参加者たちにとっても大きな意義を持つものでした。
秋の募金活動の概要
あしなが学生募金の秋の街頭募金は、2024年の10月19日、20日、26日、27日の4日間にわたって全国で行われる予定です。時間は12時から18時まで、詳細は公式ウェブサイトで確認できます。彼らの活動に多くの人々が集まり、温かい支援の輪が広がることが期待されます。
若者たちの未来を支えるリーダーシップ・エコシステム
日本の労働力人口の減少が問題視される中、未来を担う若者たちが社会で活躍できる環境を整えることが急務です。インパクトジャパンは、こうした若者たちに向けた支援を通じて、自らの人生を切り拓いていくリーダーシップを育んでいくことを目指しています。この取り組みが、学生たちの未来と日本の未来につながることを願っています。
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