サンバチームがリオ再出場
2020-01-27 09:00:16
日本からのサンバチームがリオのカーニバルに3年連続出場決定!
東京を拠点に活動するサンバチーム「Quer Swingar Vem Pra Cá」が、ブラジル・リオデジャネイロで開催されるカーニバルの公式プログラムに3年連続で出場することが決定しました。この特別なイベントは2020年2月23日(日曜日)に行われ、チームは現地時間で午前11時からパフォーマンスを行います。今回の演奏は、故メストリ・トランビッキへの哀悼の意を表すものであり、彼の功績を多くの人々に伝える重要な機会です。
メストリ・トランビッキはサンバの作曲家およびパーカッショニストとして知られ、リオデジャネイロのサンバシーンを長年にわたって牽引してきた存在です。彼は多くの演奏家を育て上げ、その影響力はリオにとどまらず、ブラジル全土に広がっています。今回の演奏には、リオのカーニバルトップリーグで活躍する演奏家たちも参加することが予定されています。
演奏には、日本から約20名のメンバーが渡伯し、現地のブラジル人メンバーと共に新曲のレコーディングやリハーサルを行います。これにより、サンバ文化のさらなる理解を深めるとともに、日本とブラジルの音楽交流を促進していきます。具体的な演奏内容としては、メストリ・トランビッキ作詞作曲のオリジナル曲を含む数曲が予定されており、当日は多くの観客を前に迫力あるパフォーマンスが期待されています。
過去においても「Quer Swingar Vem Pra Cá」は、リオのカーニバルでの成功を収めており、2018年には日本人として初めてリオのカーニバルの公式プログラムに出場しました。その際、約1000名の観客を魅了し、サンバの魅力を伝えることに成功しました。2019年には、約200名の観客が集まる中で、現地チームと共に演奏を行い、大きな反響を呼びました。
また、演奏以外にも、会場では「Quer Swingar Vem Pra Cá」のオリジナルシャツの販売も行う予定で、これによってさらに多くのファンを増やす機会としたい考えです。チームの代表である宮澤摩周は、メストリ・トランビッキとの絆を強調し、彼の教えを受け継いで国際文化交流に貢献をすることが、今回の演奏の根底にある思想だと述べています。
リオでのカーニバル中には多くのストリートパレードが行われ、誰もが自由に仮装して楽しむことができます。サンバのリズムに合わせて踊る人々で街は賑わい、この交流は年々盛り上がりを見せています。日本からのサンバチームが公式に参加するこの機会は、国際的な文化連携の重要な一歩であり、リオのカーニバルを通して異文化理解を深める大切なイベントとなるでしょう。
会社情報
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Quer Swingar Vem Pra Cá
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