Nagie LaneとSAHAJiが織り成す音楽の饗宴
2025年12月14日、原宿ペニーレインにて、音楽ファンが待ち望んだNagie Laneの新曲「Won’t You Call My Name?」のリリースを祝う前夜祭イベントが開催されました。この日の主役は、言うまでもなくNagie Lane。午後5時過ぎ、観客で埋まった会場に登場した彼女たちは、シングル「イケナイフタリ」でプログラムをスタートさせました。瞬く間に、彼女たちのアッパーなサウンドに引き込まれ、心が踊りました。
続いては、mayuがボーカルを担当する「Kiss me dry」。グルーヴィーなフロウが印象的で、観客をさらに盛り上げました。強力な歌唱力を誇る二人のシンガーが、見事に異なるスタイルで織りなすハーモニーは、聴く者に無限のバリエーションを提供。プロデュースを手掛けるbarattiの巧みなアレンジが、彼女たちのパフォーマンスに独特のリズム感と躍動感を加えました。今回のイベントは、ただのシングルリリースではなく、彼女たちのエネルギーが溢れる、意義深いライヴとして届けられたのです。
そして、音楽への情熱が形になった瞬間が訪れます。今回のシングルを手掛けた西田蕉太郎が率いるバンドSAHAJiの登場です。彼らは英国ツアーを経てその人気を確立し、「Don't Touch My Soul」でのパフォーマンスが始まります。リズム隊を除いたシンプルなアコースティック演奏にもかかわらず、会場はまるでロックフェスの最前線にいるかのような熱気に包まれました。たった3曲の演奏でありながら、そのクオリティは圧倒的でした。
次に注目すべきは、Nagie LaneとSAHAJiの共演です。この出会いのきっかけは、mikikoがホストを務めるラジオ番組にSAHAJiが出演したことでした。その後、barattiが作詞を、西田蕉太郎が作曲を担当した楽曲が、今回新たに披露されることになりました。ブリティッシュ・トラッド・フォークを取り入れた音楽スタイルが、これまでにない深い世界観を生み出し、観客の心に鮮やかに映えました。
イベントの終結に向けて、Nagie LaneとSAHAJiの融合した魅力は、多くの新しい可能性を感じさせます。温かいメロディとリリックが会場を満たし、両者のコラボレーションによって生まれた新しい扉が、これからの音楽の道を照らすことでしょう。この貴重な体験は、来る作品への期待感を高める、充実した時間となりました。
さあ、音楽の新たな時代の到来を感じ取るこのイベント。Nagie LaneとSAHAJiの二組が、これからどのような道を歩んでゆくのか、ますます目が離せません。