外食の減塩意識
2025-06-19 11:06:03

外食での減塩意識低下、健康を考える新たなポイントとは

1. 調査背景と結果



ウェルネスダイニング株式会社が全国の20~60代の男女を対象に実施した調査によると、日常の食事では約51%が塩分を気にかける一方、外食時には58.7%が「塩分をあまり気にしない」と回答しました。この結果からは、家庭での減塩意識が強いことが浮き彫りになりましたが、外食時に意識が緩む現象が明らかになりました。

2. 外食頻度の実態



調査では、約60%の人が外食を週に1回以上利用しており、外食は生活の一部となっていることがわかります。外食の際に重視されるポイントは、「味」(67.2%)や「価格」(57.1%)であり、塩分量を気にする人はわずか17.5%という結果も、減塩意識の低下を象徴しています。

3. 減塩意識のギャップ



普段の食事で塩分に気を使う人が多いにも関わらず、外食時には意識が薄れることは、外食の楽しさが優先されているからです。このギャップは、趣味やライフスタイルの一環としての外食が多く、健康への配慮が後回しにされがちであることを示唆しています。特に、外食のメニュー選びで塩分を確認しない人が46%いることなど、さらにその理由が裏付けられます。

4. 減塩を実践するための工夫



しかし、外食の楽しみを持ちながらも健康を守るために、減塩への取り組みを工夫することが大切です。ウェルネスダイニングの管理栄養士からの提案を以下にまとめます。

  • - メニュー選び: 焼き物や蒸し物、炊き込みご飯など、素材の味を活かした料理を選びましょう。スープや味付けが濃い料理は避けるのが賢明です。
  • - 調味料の使い方: しょうゆやドレッシングを必要な量だけ使うことで、塩分過多を防ぐことができます。魚には大根おろしやレモンなどを使って、さっぱりと楽しむ工夫をしましょう。
  • - 香辛料の活用: 生姜、ネギ、山椒などで香りや味を引き立て、満足感を得ることが可能です。

5. 健康的なバランスを意識



また、食事の際には副菜として野菜を取り入れることや、ご飯の量を調整することが、バランスを整える助けになります。外食は楽しいものですが、健康を意識しすぎず、無理のない範囲で取り組むことが鍵です。外食を通じて様々な食材を楽しみながらも、適切な塩分摂取を保ち、長期的に健康な生活を送るための工夫を少しずつ実践していきましょう。


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会社情報

会社名
ウェルネスダイニング株式会社
住所
東京都墨田区錦糸1-2-1アルカセントラル6階
電話番号
03-6807-0280

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