35年の歴史を持つBASFの除草剤バスタが生産者支援アプリを正式リリース

BASFの新しい農業支援ツール「バスタポイント」

日本の農家に愛用されてきたBASFの除草剤「バスタ」が、正式に生産者支援アプリ「バスタポイント」をリリースしました。約35年の歴史を持つバスタは、特に効果的な除草剤として、多くの生産者の信頼を得てきました。

アプリの魅力

このアプリは、2021年11月からβ版としてユーザーに提供されており、すでに1万人以上が利用している実績があります。正式版では、新たに高精度の天気予報データと農薬の希釈倍率計算機能が追加され、ユーザーは自身の圃場に特化した情報を入手できるようになります。

高精度天気予報データ

アプリには、一般財団法人日本気象協会が提供するWeatherDataAPI™が実装されており、世界中7,000地点以上で精度検証された質の高い天気予報データを活用しています。この情報により、生産者は気温や雨量、日照量などを正確に知ることができ、施肥や防除、潅水などの計画を立てる際に大いに役立ちます。また、圃場の位置を登録することで、ピンポイントでの天気データを取得できるのも大きな魅力です。

農薬希釈倍率の計算

さらに、アプリには農薬希釈倍率の計算機能が追加され、圃場のサイズや雑草の傾向に応じて希釈倍率を調整できます。これにより、効果的で無駄のない農薬の使用が可能となり、生産者の作業が一層スムーズに進むことでしょう。適切な薬量と希釈倍率を計算し、使いやすいインターフェースが特徴です。

ポイントプログラム

「バスタポイント」は、アプリ上でのプログラムも正式にスタートしました。バスタ®液剤を購入することでポイントが貯まり、そのポイントを使って豪華なギフトに応募したり、プレゼントに交換することができます。また、貯まったポイントに応じて会員ランクが上がり、ボーナスポイントも加算されるため、長期使用することでさらなるメリットが享受できる仕組みです。

バスタの効果

バスタ®液剤は、特に非選択性の茎葉処理型除草剤として、スギナやオヒシバといった頑固な雑草をはじめ、90種類以上の作物に効果を発揮します。散布後2〜5日で効果が現れ、5〜20日後には除草が完了します。また、同時に有効成分が土壌中の微生物によって速やかに分解され、残留や蓄積の心配がないため、環境にも優しい製品です。

このように、バスタポイントアプリは、これまでの除草薬の利用方法を大きく変える可能性を秘めています。農業の現場での利便性を高め、多くの生産者にとって欠かせないツールになることでしょう。詳細は、バスタポイント公式サイトをチェックしてみてください。