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乳がん患者を支える新たな選択肢、ナトレル410が保険適用に

乳がんを患った方々のために、アラガン・ジャパン株式会社は新たな人工乳房「ナトレル410ブレスト・インプラント」を発売することを発表しました。この製品は、乳がんによる乳房切除後の乳房再建に利用され、公的医療保険が適用されることになっています。このため、乳房再建を希望する患者さんは原則として自己負担が3割に軽減されることとなります。

このナトレル410は、2014年1月8日からの発売開始が予定されており、その時に保険適用も始まります。ただし、発売日は変更される可能性があるため、注意が必要です。ナトレル410は、日本国内で唯一のゲル充填人工乳房であり、2013年から販売されている「ラウンドタイプ」に続く新製品です。

近年、日本では乳がんに罹患する方の数が増加しています。毎年約6万人がこの病と診断され、そのうち約3割の患者さんが胸筋を温存しつつ乳房の切除手術を受けていると言われています。これにより、乳房の再建を望む方々のニーズがますます高まっています。ナトレル410の登場により、乳がんで乳房を失った女性たちが「自分らしく」生きるための選択肢を増やすことが期待されています。

アラガン・ジャパン株式会社は、医療機器分野において多様な製品を展開しています。乳がん患者が抱える悩みに対して、よりきめ細かな対応ができるようになります。同社は、これまでの取り組みを通じて、患者さんの前向きな生活を支援することを目指しています。革新的な人工乳房の提供を通じて、乳房再建を望む多くの患者さんの希望を叶えることができると期待されています。

アラガンは、世界中で約12,000人の従業員を擁し、60年以上にわたって革新的な治療法を提供してきました。アイケア、皮膚科、神経科、美容医療、形成外科、乳腺外科、泌尿器科など、さまざまな専門領域で強力な製品を持つグローバルヘルスケアのカンパニーです。最高の医療を実現することで、愛する人々の命の可能性を広げることに貢献しています。

今後もアラガン・ジャパンは、乳がん患者や医療従事者と連携し、貴重な選択肢を提供し続けることで、より良い生活の実現に寄与してまいります。私たちが属するコミュニティを支援する活動も推進し、全ての人々が最高の医療を受けられるよう努めていく所存です。

乳がんの再建における新たな選択として、ナトレル410は患者さんにとって希望となることでしょう。自分らしさを取り戻し、前向きな未来への一歩を踏み出すためのサポートが整ったことを広く知っていただきたいと願います。

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