ゼロボード、ASEAN GX/DX人材育成プログラムの採択
株式会社ゼロボードのタイ法人であるZeroboard (Thailand) Co., Ltd.が、デジタルグリッド株式会社や他の企業と共に、AEC-METI経済産業協力委員会(AMEICC)が実施するASEAN GX/DX人材育成支援プログラムに採用されました。このプログラムは、ASEAN地域の企業において、脱炭素化を推進する人材を育成することを目指しています。
プログラムの背景
タイをはじめとするASEAN諸国では、日系企業やそのサプライチェーンが脱炭素化を求められており、このニーズはますます高まっています。特に欧米諸国からの要請に応える形で、グリーントランスフォーメーション(GX)に寄与する人材育成が不可欠となっています。ゼロボードのプログラムは、タイの実情を踏まえた自社開発の教育材料を使用し、効率的かつ迅速に実務者を育てることを目指します。
プログラムの概要
プログラムの主な特徴は以下の通りです:
- - 対象者: 日系グローバル企業、およびそのサプライチェーンで脱炭素活動に従事するタイ人の管理者、実務リーダー、日本人マネージャー。
- - 研修方法: 座学、実地研修、e-learningを組み合わせた総合的な学習。
- - 研修期間: 2024年9月5日から2024年11月30日まで。
- - 研修費用: 118,000THB(50%の補助金を考慮すると、59,000THBの支出で済みます)。
- - 研修場所: Sumipol Institute of Manufacturing and Technology。
研修内容に関わる企業
このプログラムは、複数の企業が協力して提供するものです。具体的には、以下のような分野に対する講義が予定されています:
1.
脱炭素の背景: デジタルグリッドが担当し、各企業が取るべき具体的なステップを説明。
2.
温室効果ガス排出量の算定: Zeroboard (Thailand)がGHGプロトコルに則った方法を教えます。
3.
工場での省エネ: Act to Zero Institutionが、省エネに向けた実践的な手法を指導。
4.
再生可能エネルギーの導入: FDが太陽光発電のポイントなどをシェアします。
これにより、タイでの脱炭素化活動が加速し、競争力が強化されることを期待しています。
会社情報
Zeroboard (Thailand) Co., Ltd.は、2023年3月31日に設立されました。所在地はタイ・バンコクで、温室効果ガスの排出量算定・可視化ソリューション「Zeroboard」を提供しています。また、サステナビリティに関するコンサルティング事業も展開しています。
本プログラムを通じて、ゼロボードは、タイおよびASEAN地域における企業の脱炭素化をより一層支援し、持続可能な社会の実現に貢献できるよう努めてまいります。詳細については、ゼロボードのウェブサイトをご覧ください。
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