スマートOCRと富士フイルム
2025-09-22 12:48:08

高精度AI-OCR『スマートOCR®』が富士フイルムと連携し業務DX化を加速

近年、企業のデジタル化が進む中で、業務プロセスの効率化は欠かせない課題となっています。そんな中、株式会社インフォディオが手がける高精度AI-OCRソリューション『スマートOCR®』が、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社の業務デジタルトランスフォーメーション支援クラウドサービス『FUJIFILM IWpro』との連携を発表しました。このサービスは2025年9月22日から利用可能となります。

1. 連携の背景


多様な帳票処理において、企業は請求書や注文書などを手作業で入力する二重入力の負担や、保管文書の検索性の問題に直面しています。この連携により、FUJIFILM IWproにアップロードした書類をスマートOCRが処理し、抽出された情報を的確に保存・検索できるようになります。これによって、企業は業務の効率を飛躍的に向上させることが可能です。

2. スマートOCR for FUJIFILM IWproの特徴


連携サービスには以下の特徴があります:
  • - 高精度な読み取り性能:多くの官公庁や金融機関が採用する高度なAI-OCR技術により、手書き文字や損傷したFAXでも正確に読み取ります。
  • - 書式自由度の高さ:従来のOCR製品では対応が難しかった様々な書式の文書にも、このシステムは柔軟に対応。わずかなテンプレートで多様な書類を処理します。
  • - 複雑な表にも対応:罫線のない表やセル結合された表でも、構造的にCSVデータへ変換が可能です。これにより、各種テンプレートの運用が簡単になります。
  • - 商品マスタ連携:商品名のゆらぎを吸収し、正確な商品コードを出力することが可能です。

3. 業務改革の実現


このシステムは、以下のような連携フローで行われます。まず、FUJIFILM IWproから対象文書を設定してAI-OCR処理を開始。スマートOCRが文書をデータ化し、その情報をFUJIFILM IWproに登録。これにより保管された文書の高度な検索機能を活用できます。これにより、発注システムとの連携もスムーズに行え、手作業による二重入力から解放されることで、企業の生産性を大きく向上させることができるでしょう。

4. 機能の統合


『FUJIFILM IWpro』は文書の取り込みから管理、出力、セキュリティ対策までの機能を統合したクラウドサービスで、業務変革を何よりも重要視しています。また、『スマートOCR』は非定型帳票や手書き文字に対しても高い読み取り精度を実現し、700社以上での導入実績があります。

5. まとめ


この連携は、企業のDX化を加速させ、業務プロセスの効率化を進める大きな一歩となることでしょう。また、紙・電子を問わず様々な形式の文書をスムーズに処理できるため、多くの業種において利便性が向上します。デジタル化の進展が求められる現代において、『スマートOCR』と『FUJIFILM IWpro』の連携は、企業にとって欠かせない存在になると期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社アイリックコーポレーション
住所
東京都文京区本郷2-27-20 本郷センタービル 4F
電話番号
03-5840-9550

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