木更津高専で体験するロボット操縦の魅力と可能性
2025年3月22日(土)、千葉県木更津市にある木更津工業高等専門学校が主催したワークショップ「第2弾!高専ロボコン出場のロボット展示&操縦体験」が、イオンモール木更津で行われました。このイベントは、若い世代にロボット技術への興味を喚起し、「ロボットってすごい!おもしろい!」と思わせることを目的としています。
楽しく学ぶロボット操縦
当日は、小学生から中学生までの39名が参加し、実際に高専ロボコンに出場したロボット3台を用いて操縦体験を実施しました。参加者は、木更津高専のロボット研究同好会に所属する学生たちから丁寧に指導を受けながら、操縦に挑戦しました。子どもたちからは「はじめてロボットの操縦をした!」といった喜びの声が聞かれ、見守る保護者も一緒になって楽しんでいる様子が印象的でした。
操縦体験では、実際にロボットを動かし、6足で歩く様子や、角や羽を動かす景観に驚く参加者の姿が見られました。特に、約13年前に作られたロボット「カブ跳ムシ」も展示され、その動作に子どもたちの目は輝いていました。歴代のロボコン学生たちが使用したヘルメットの展示もあり、参加者はそのヘルメットをかぶって記念写真を撮ることで思い出を残すことができました。
木更津高専の教育理念
木更津工業高等専門学校は、1967年に設立され、地域や国際的な社会で活躍できるエンジニアを育成しています。教育方針としては、広範な教養を基盤に、自ら考え判断し、創造力や実行力を兼ね備えた人材を輩出しています。また、健康な身体と精神を育み、技術者としてだけでなく社会全体に貢献できる人材を目指しています。
結果と今後の展望
今回のイベントは、多くの子どもたちにとって、ロボット技術の可能性を知る貴重な経験となりました。参加者は「次の作品も楽しみにしています」と語り、今後のロボコン出場に期待を寄せています。木更津高専としても、こうしたワークショップを通して、次世代のエンジニア育成に力を入れていく見込みです。子どもたちの好奇心を育てるこの取り組みは、地域や社会においても大きな意義を持つといえるでしょう。今後もこのような体験型のイベントが増えることを期待したいですね。
このように、木更津高専でのロボット操縦体験は、ただの学びの場ではなく、子どもたちの未来を創造するための重要な第一歩となるのです。これからの科学技術の発展を支える担い手たちが、ここから育っていってほしいと願っています。