地球にも優しい
2021-07-02 14:18:18
鹿肉活用で地球環境に優しいドッグフードの実現
鹿肉活用で地球環境に優しいドッグフードの実現
近年、温暖化が進展する中、持続可能な社会の実現が求められています。特に畜産業が温室効果ガス排出の一因とされ、国連食糧農業機関はその割合が14%に達すると報告しています。この課題を受け、株式会社ティジー・テックは新しいアプローチを提案しています。それが、野生の鹿を使用したドッグフードの開発です。
温室効果ガス削減の要石
同社の取り組みは、家畜を用いずに野生の鹿をドッグフードの原料として活用することで、温室効果ガスの排出を抑制しようというものです。家畜にかかる飼料の生産から糞尿管理まで、多くの工程で温室効果ガスが発生しますが、鹿肉を利用することでその影響を低減できます。また、捕獲された鹿のうち、わずか10%未満が食用肉として利用されている実情を改善し、廃棄される鹿肉を有効活用することで、経済的な雇用機会の創出にも寄与します。
栄養価に優れた鹿肉
鹿肉は牛肉や豚肉、鶏肉と比べてもカロリーが低く、脂肪も控えめです。高たんぱくであり、その他の栄養価も高いことから、しっかりとした成長を求める愛犬にとって理想的な食材です。この栄養素豊富な鹿肉を、同社では「鹿肉100%シャカシャカふりかけ付き鹿+【SHIKATO】」という名称のドッグフードの第一原材料に使用しております。化学添加物を使用せず、すべての犬種に対応した総合栄養食として開発されています。
SDGsへの貢献
株式会社ティジー・テックは、単なる製品の提供に留まらず、持続可能な社会への貢献も意識しています。野生の鹿を利用することは、捕獲された鹿の肉を有効に使うだけでなく、地域の雇用をも支える重要な活動です。このような取り組みはSDGs(持続可能な開発目標)の実現にも寄与し、環境問題への関心が高まる現在、より多くの人々にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
まとめ
鹿肉を使用したドッグフードの開発は、環境保護と健康を両立させる取り組みとして、今後のペットフード業界に新たな風を巻き起こすかもしれません。株式会社ティジー・テックのように、持続可能性を意識した企業が増えることで、さらなる進展が期待されます。愛犬のための食事を選ぶ際は、こうした環境に優しい選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
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株式会社ティジー・テック
- 住所
- 大阪府東大阪市御厨栄町4-1-10大阪商業大学内 Re/Ra/Ku
- 電話番号
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06-6789-8847