鏡野町で防災意識を高めるイベント「みんなで防災inかがみの」を開催

防災イベント「みんなで防災inかがみの」の開催

岡山県鏡野町で、地域の防災意識を高めることを目的としたイベント「みんなで防災inかがみの」が、来る9月8日（日）に開催されます。このイベントは、株式会社PLANTの共催により、地域住民の防災知識の習得や意識向上を目指しています。会場は、PLANT-5鏡野店の駐車場で、開催時間は10時から13時までとなっています。

この防災イベントでは、参加者が防災に対する理解を深めるためのさまざまなアクティビティが用意されています。具体的には、各団体によるPRブースの設置や、災害対応を学ぶ体験プログラム、自衛隊や消防団による車両展示などが行われます。これにより、参加者は防災への関心を持ち、実際の対応を学ぶ貴重な機会となるでしょう。

共催の背景

株式会社PLANTは、地域の生活支援に貢献することを目指しており、これまでにも災害時の営業再開や生活支援に取り組んできました。特に2004年の新潟県中越地震や、2011年の東日本大震災では、自社店舗が被災しながらも、地域のライフラインを支えるために迅速に営業を再開しました。

今年1月には能登半島地震も経験し、被災した店舗では翌日には再開し、地域住民への生活支援を続けました。このような経験から、PLANTは「最強の生活インフラ」としての役割を果たすことを使命とし、鏡野町を含む23の自治体と災害支援協定を結んでいます。

この度の「みんなで防災inかがみの」イベントの開催は、地域住民の防災意識を高める良い機会と捉え、共催することとなりました。

防災用非常時持出袋の配布

さらに、鏡野町では、全体で約5,600世帯を対象に防災対策の一環として非常時持出袋を配布しています。この袋には、応急手当用品やLEDハンディライト、テント、携帯トイレなど、災害時に役立つ18アイテムが含まれており、地域の人々の自助・共助の意識を高めるための内容となっています。

ブース内では、持出袋の内容説明やその重要性に関する情報も提供される予定です。また、参加者用に災害時の便利商品や火災対策グッズの情報が載ったリーフレットも配布されます。

当日のイベントは参加無料で、地域住民なら誰でも気軽に参加できることが大きな魅力です。鏡野町は、今回のイベントを通じて、防災に向けた地域の絆を強めていくことを目指しています。防災に興味がある方、社会貢献を考えている方はぜひ参加してみてください。