マカオウィークが大阪・関西万博で開催!
2025年10月2日(木)から4日(土)にかけて、大阪・関西万博の中国館にて「マカオウィーク」が開催されます。このイベントは、マカオ政府観光局をはじめとする多くの団体が共催しており、そのテーマは「Experience Macao(マカオを体感する)」です。来場者は、マカオの文化、伝統、現代の融合を楽しむことができる特別な体験が用意されています。
マカオの文化を体感するチャンス
2025年は、マカオの世界遺産「マカオ歴史市街地区」の登録から20周年を迎える記念すべき年となります。また、「東アジア文化都市2025」にも選出されており、このタイミングで「マカオウィーク」を開催することは特に意義深いものです。中国館内では、「マカオ・ヘリテージトレイル」が展開され、聖ポール天主堂跡や媽閣廟などの象徴的な建物をモチーフにした展示が行われます。
来場者は、実際にライブパフォーマンスやワークショップ、インタラクティブ体験を通じて、マカオの独自の文化を実感できます。さらに、来場者を迎えるのはマカオの観光マスコット「MAKMAK(マックマック)」。広場では、ポルトガル民俗舞踊や獅子舞が披露され、来場者にマカオの「パフォーミングアーツの街」としての魅力をアピールします。
多面的な展示ゾーン
館内には、いくつかの注目のゾーンが設けられています。「マカオ・インプレッション」と名付けられたエリアでは、世界遺産や祭典の映像が投影され、来場者は視覚的にもマカオの多様性を体感できます。また、「東西融合」ゾーンでは、国際花火大会や美食フェスティバルなどの映像を通じて、マカオの国際的な魅力が紹介されます。
特に「世界遺産ウォーク」ゾーンでは、約20カ所にわたる遺産をタッチスクリーンやバーチャルツアーで探索することができ、2つの大きなポイントである「ドン・ペドロ5世劇場」と「モンテの砦」も含まれます。これにより、来場者はマカオの独特な建築や風景を直に体験できるのです。
マカオ特別行政区の役割
今回の参加は、2010年の上海万博以来15年ぶりとなる万博での出展であり、マカオ特別行政区設立以降、初の海外万博出展でもあります。この出展は、マカオの多文化的な魅力や発展を示す重要な機会であり、同時に「一国二制度」の成果を強調することにもつながります。
マカオは世界的な観光・レジャーの中心地として、また中国とポルトガル語圏の商貿協力の拠点としての役割も果たしています。この「マカオウィーク」を通じて、マカオが東西文化の交流の場であることを広く伝えていくことでしょう。
アクセスとマカオの情報
マカオは1999年にポルトガルから中国に返還され、今年で26年目を迎えます。約30km²の面積に70万人が住むこの街は、世界で最も人口密度が高い都市の一つです。公用語は中国語とポルトガル語ですが、広東語、北京語、英語も広く使用されています。
マカオへのアクセスは、成田国際空港と関西国際空港から直行便が運航されており、特に最近では港珠澳大橋が開通したことにより、香港からの旅行も便利になりました。これらのアクセスの便利さも、マカオ観光の魅力の一つです。
まとめ
「マカオウィーク」はただのイベントでなく、マカオの文化や歴史を感じ、楽しむための貴重な機会です。大阪・関西万博を訪れる際は、ぜひこの魅力的なプログラムを見逃さないでください。