コクヨがつづる「WORK VIEW 2021-2025」
コクヨ株式会社は、大阪市を拠点に、働き方の未来を探求するために設立されたワークスタイル研究所を持っています。この研究所が進めるワーク・エクスペリエンス・レポート『WORK VIEW』は、国内の働き手の意識と行動を毎年観察し、蓄積されたデータをもとに今後の働き方を探る取り組みです。
2026年1月19日(月)に公開されるWebページ『WORK VIEW 2021-2025』では、過去5年間にわたり、約2万人の調査結果を綴りました。この5年は、リモートワークの浸透やAIの進展といった前例のない変化があった時期です。職場における関係や働く意識はどう進化したのか、明らかにすることを目的としています。
変化する職場との向き合い方
この特設ページでは、パンデミック以降に見られたワーカーの体験や労働観の変遷を考察しています。例えば、オフィスへの回帰が進む日本では、同僚や上司との関わり方に影響が出てきていることも指摘されています。「静かな孤立」が進む現代において、就労環境が人々の感情や行動にどう影響を与えているのか探ります。
特徴的なインサイトに迫る
特に注目されるのは、6つのインサイトとして提示された職場体験の変容です。これらはデータに基づき、以下の観点で整理されています。
1.
出社化:
- 社会的孤立を避けるためにオフィスに戻りたいという意向が見られます。「馴染む」ための出社を望む声が多くなっています。
2.
個別化:
- 働く環境での安全や安心を重視し、個人の状況に合わせた支援を求めています。
3.
自立化:
- AIの助けを借りる姿勢が強まっており、リーダーシップにおいてもAIが重要な役割を果たしています。
4.
受動化:
- Z世代を中心に、「捧げる」働き方から「こなす」方向へシフトしています。
5.
無関心化:
- 組織と個人の関係に関心を持たない人が増えており、従順さと自律のバランスを求めています。
6.
オフ化:
- 仕事の充実感はプライベートから得るという考えが広がっています。
これらのトピックは、働く人々の心理や行動を深く理解する手助けとなるでしょう。
未来への提言
最後に、アーカイブされた労働記憶がオフィスにおいて新たなリアルを取り戻す方法を考えます。オフィスは「フィクション」化する労働の中で、どのように「リアル」を再考できるかが今後の課題です。
Webページ『WORK VIEW 2021-2025』では、その背後にある社会や文化の文脈を解析し、労働の未来に向けた示唆をもたらします。この新たな報告書は、今後の働き方や職場環境の再構築についての貴重な指針を提供することでしょう。
情報やデータに興味のある方は、ぜひ公式ページを訪れてみてください。厚みのあるデータが、私たちの働き方をより良くするためのヒントをくれることでしょう。