クラスメソッドがAI開発推進チーム『AIDD Boost Team』を始動
はじめに
クラスメソッド株式会社が、AI技術の実用化を促進するために新たに設立した『AIDD Boost Team』が本格的に動き出しました。これにより、同社が今後AI領域にどのように取り組んでいくのか、その全貌が明らかになってきました。このチームは、社内のAI活用研究に精通したエンジニアやコンサルタントで構成され、実務に根付いたアプローチを通じて顧客やパートナーとの共創を目指します。
専門チームの目的と役割
クラスメソッドはこれまで、AWSを中心にクラウド技術支援やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に数多くの実績を持っています。しかし、AI技術の急速な進化を受けて、社内での知見をより一層集約し、活用を促進する必要性が高まっていました。『AIDD Boost Team』の立ち上げは、その現状を踏まえた体制強化の一環です。
このチームの主な目標は、次の通りです。
- - AI駆動開発支援サービスの強化: 現在提供中のAI駆動開発支援サービスや、AI支援型テスト駆動開発フレームワーク『Tsumiki』のさらなる進化を目指します。
- - 社内知識の共有: チーム活動を通じて得られた知識を社内に広くシェアし、全社的なAI活用スキルの向上を図ります。
- - 顧客との共創: 実務に基づいた課題解決型アプローチを通じて、顧客やパートナー企業との協業を進めます。
チームメンバーの紹介
『AIDD Boost Team』は、5名のAI技術の専門家で構成されています。それぞれが独自の得意分野を持っており、メディアからのインタビューや講演依頼にも対応可能です。以下に各メンバーのプロフィールを紹介します。
大橋力丈
取締役 兼 製造ビジネス・テクノロジー部 部門長。金融システム開発の経験を持つ大橋は、クラスメソッド入社後、モバイルアプリやサーバーレス関連のプロジェクトを管理してきました。AI駆動開発コンソーシアムの副幹事も務めています。彼の得意分野は生成AIやプロジェクトマネジメントです。
佐藤智樹
製造ビジネステクノロジー部のエンジニア兼マネージャー。電力業界での基幹システムの運用を担当し、実践的な開発でLambdaやIaCを活用してきました。AI駆動開発におけるサービスや効率化手法の研究を行っています。
高橋俊一
サーバーサイドエンジニアとして、IoTやWebアプリの開発に従事している高橋は、生成AI関連ツールの検証や開発も手掛けています。彼は実践的なAI技術導入の知見を持っており、その発信を行っています。
菊池聡規
クラウド事業本部のコンサルタント。AWSに関する深い知識を持ち、生成AIやコンテナ技術を駆使してクライアントの要件に応じたソリューションを提案しています。
筧剛彰
生成AIインテグレーション部のソリューションチームに所属し、クラスメソッドの自社プロダクト『AI-Starter』を担当しています。AI技術の進展を反映したサービス開発を行っています。
まとめ
クラスメソッドの新チーム『AIDD Boost Team』は、AI技術への取り組みを一層強化し、実践的な課題解決を推進します。彼らの活動は、顧客やパートナーとの強力な共創を通じて、AI駆動開発の新たな流れを生み出すことでしょう。今後の展望にも期待が寄せられます。