子どもアプリ開発
2021-08-02 17:00:03
墨田区の小学生がアプリ開発に挑戦するプロジェクト
小学生がアプリを自作する新しい試み
近年、IT技術の発展に伴い、子どもたちがプログラミングに触れる機会が増えています。その流れの中で、東京都墨田区では独自の取り組みが始まっています。それは、株式会社セラピア主導の「こどもみらいづくりプロジェクト」です。
このプロジェクトは「すみだの夢応援助成事業」という助成制度に基づいており、地域の子どもたちが自分の手でスマートフォンアプリを開発することを支援する教育事業です。プロジェクト実施の目的は、子どもたちにものづくりの楽しさを体感させるとともに、身近な問題を解決する力を育むことにあります。
クラウドファンディングの実施
資金調達の一環として、株式会社セラピアはクラウドファンディングを利用します。この方式では、集まった寄付金が助成金として交付され、プロジェクトに活用されます。墨田区はこの取り組みを通じて、地域の元気を引き出そうとしています。
プログラムの内容
プログラムは、毎週日曜日に行われる2〜3時間の講義が全8回、2ヶ月にわたって提供される予定です。対象は、墨田区在住の小学4年生から中学生で、定員は20名です。参加を希望される方は、9月1日から受け付けが始まります。定員を超えた場合は、抽選が行われます。講座のオープニングとクロージングは経営イノベーション専門職大学で行い、それ以外の講座はオンラインで予定されていますが、感染症の動向によっては変更の可能性もあります。
取り組みの背景
このプロジェクトが生まれる背景には、ノーコードツールによるアプリ開発の流れがあります。これにより、プロのプログラマーでなくても、子どもたちがアプリを制作することが可能になるのです。セラピア社はこうした技術を活用し、子どもたちが自らの周りの問題を解決する力を身につけてもらい、地域全体の活性化を図ることを目指しています。
株式会社セラピアの使命
株式会社セラピアは2020年10月に設立され、「共にポテンシャルある社会を創る」ことをミッションに掲げています。ウェルビーイングを高めつつ、生産性の高いチームを創る支援を行い、スマホアプリの開発支援を通じてその実現を目指しています。
これからの日本を担う子どもたちが、デジタル技術を駆使して創造力を育み、地域社会に貢献できるスキルを身につけることが期待されています。この取り組みが、子どもたちの明るい未来への架け橋となることを願っています。
会社情報
- 会社名
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株式会社セラピア
- 住所
- 東京都墨田区向島2-21-10
- 電話番号
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