宮竹ようこが新曲「揺蕩うように」を11月30日リリース
温かみのある透明感漂うウィスパーボイスで、聴く人々の心を掴んで離さないシンガーソングライター、宮竹ようこが新たな楽曲「揺蕩うように」を公開することを発表しました。この楽曲は、2024年11月30日に配信リリースされることが決まっており、多くのファンから期待が寄せられています。
「美しい日本語×歌」シリーズとしての新たな展開
宮竹ようこは、2ndアルバム「Keep Time」を2022年にリリース後、その後も「美しい日本語×歌」をテーマにした楽曲をYouTubeを通じて発表してきました。その中でも、特に心に響く表現と歌声で支持を集めている彼女が、今回は曲「揺蕩う」を深堀した形で「揺蕩うように」を制作しました。
「揺蕩う」という言葉には、心の揺れ動きを表す特別な響きがあり、宮竹自身もこの言葉に魅せられていたと語っています。「ずっと前からこの言葉を使った歌を作りたいと思っていたのですが、なかなかイメージ通りに形にできずに日々を過ごしていました」と彼女は振り返ります。
迷いの中での心の平穏を見つける
「揺蕩う」という単語には「ゆらゆらと揺れ動いている様子」という意味があり、少しネガティブな意味合いを持つこともありますが、彼女にとってはこの言葉の心地よい響きが、迷う心を静めるきっかけになったと言います。日々の生活の中で様々な感情に振り回されることはあっても、それは必ずしも悪いことではなく、その過程を経て一歩ずつ選択につながるのだと感じているそうです。
今回の新曲では、「揺蕩う波」に例えながら、いつか自分のペースで流れ着く場所が見つかるというメッセージが込められています。
宮竹の音楽活動の足跡
沖縄出身で岡山育ちのシンガーソングライターとして、宮竹ようこは高校生のころから路上ライブを通じて音楽活動を開始しました。その温もりのある声は多くの人々に響き、様々なイベントにも出演しています。特に、2017年から参加しているフェス「ONE+NATION music circus」や「桃太郎フェス」では、数々の著名アーティストと共演を果たし、着実にその名を広めています。
さらに、彼女はナレーション活動にも力を入れており、2022年には日本製紙クレシアのプロモーションにおいてサウンドロゴの声も担当しました。これに加えて、2023年4月からはエフエムくらしきで「Music diary」のラジオパーソナリティを務めるなど、多岐にわたって活躍の場を広げています。
「揺蕩うように」のサウンドと視聴法
新曲「揺蕩うように」は、宮竹自身が作詞・作曲を手掛け、Tommyが編曲を担当しています。リリース日は11月30日で、同日20:30にミュージックビデオも公開予定です。聴きたい方は、公式リンクから視聴とダウンロードが可能です。
氷や水面の揺らぎを思わせる幻想的な楽曲「揺蕩うように」を通して、人々がそれぞれの心の波を感じられるような体験を提供することを、一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。