住環境への新試み
2020-10-16 14:28:01
新型コロナがもたらした住環境への新しい試みとは
新型コロナウイルスが引き起こした住環境の変化
新型コロナウイルスの影響で、私たちの住まいや暮らしに対する考え方が大きく変わりました。外出自粛が続く中、多くの人々が自分の住環境について真剣に考えるようになりましたが、実際の住み替え活動が進まないという状況も浮き彫りになっています。合計で64%の人が、このコロナ禍で住み替え活動ができなかったと答えています。この背景には、外出制限やモデルルームの休館といった新型コロナ特有の問題があります。
住環境への志向を高める取り組み
このような状況から、私たちは「おうちdeおウチ Lab.」というオンラインコミュニティを立ち上げました。このコミュニティは、主に20代から40代の人々を対象に、住まいや暮らしを向上させるべく積極的な情報交換や交流を行う場所となります。実際に行った調査結果によると、コミュニティに参加している85%の人が「住宅や暮らしに関する知識が深まった」と感じており、81%が「住宅や暮らしを変えたい」と思っていることが明らかになっています。特に、「他の人の意見」が行動変容の重要なきっかけとなっています。
多様性と専門性の融合
このコミュニティでは、メンバーが他者とのコミュニケーションを通じて、自分自身の考えを深めることができます。また、専門家によるアドバイスを受ける機会も設けており、これによってさらに具体的な行動に結びつけることが期待されます。対話の中で新たな価値観に触れることは、コロナ禍において特に重要なことです。
コミュニティの目的と活動内容
「おうちdeおウチ Lab.」の目的は、自分自身の理想の暮らしを探求し、それを実現するための手助けをすることです。約3か月間を一つの期間として、定期的にイベントや座談会を開催し、仲間とともに考えを深めていきます。参加者は運営から提示されたお題について意見を述べたり、他のメンバーと交流したりすることで、自分の居住環境や生き方を見つめ直す良い機会となります。また、参加者の興味によって活動内容が変化する点も大きな魅力です。
未来に向けた調査活動への期待
コミュニティの運営にあたっては、参加者へのアンケートやモニター調査も重要です。これによって、参加者のリアルな声に基づいたニーズを明らかにし、今後の活動に反映させていく計画です。私たちは、ただ単に情報を共有する場所としてではなく、生活者の声を聞くことで、本当に必要とされる情報を届けることを目指しています。
最後に
「おうちdeおウチ Lab.」の設立を通じて、生活者の多様な価値観を受け入れた新しい住み方の提案ができればと願っています。これからの暮らしを一緒に考える人たちとの出会いを、自分自身の生活に取り入れてみることをお勧めします。新たな価値観や知識を獲得し、次のステップへと進むためのきっかけになることでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社 デベロップジャパン
- 住所
- 東京都港区麻布十番2-8-10麻布松屋ビル5F
- 電話番号
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