名鉄協商、JAPANブランド育成支援パートナーに選出
名鉄協商株式会社は、令和3年度の「JAPANブランド育成支援等事業」において中小企業庁から支援パートナーとして選定されました。この事業は、国内の中小企業が海外に展開する際の支援を目的としています。具体的には、企業が新たな販路を開拓するための経費に対して、補助金を活用できるのが魅力です。
1. 令和3年度「JAPANブランド育成支援等事業」とは
この支援事業は、中小企業が海外市場に進出するための重要なサポートを提供します。事業の申請には、中小企業庁が選定した支援パートナーの活用が必須であり、名鉄協商はその一員として、多くの中小企業の成功を後押しします。
2. 名鉄協商の提供する支援内容
名鉄協商は、すでに2019年より日本食輸出支援プラットフォーム「umamill」を通じて、東海エリアの食品メーカーや生産者をサポートしています。現在150社以上を対象に、シンガポール、香港、オーストラリア、カンボジアなどへの輸出支援を行っており、今後はさらに支援対象企業の拡大を進めます。
主な支援内容には以下のようなものがあります:
- - 海外市場の市場分析や現地商社との商談サポート
- - ライブコマースを利用した商品プロモーション
- - 貿易手続きの代行
- - 商品の買取り(国内での決済が可能)
- - 「umamill」を活用した商流の構築
これにより、中小企業は効率的に海外市場に進出し、未来の成長を遂げることが期待されています。
3. プラットフォーム「umamill」の詳細
「umamill」は、日本の生産者と海外バイヤーを結ぶIT基盤で、サンプル品の受発注から本輸出に必要な一連の手続きを行うことができます。日本語での商品登録が可能で、海外からサンプル依頼があるまでのコストは掛かりません。このプラットフォームを利用することで、中小企業はより手軽に海外市場にアクセスできます。
4. 今後の展望
新型コロナウイルスの影響を受けて、名鉄協商は地域の優良産品を海外に広めるためのプロモーション活動を積極的に進めていきます。特に、ライブコマースなど新たな運用方法を取り入れ、支援対象企業のニーズに対応した戦略を展開する予定です。支援企業の募集を強化し、さらなる成長を目指す名鉄協商に期待が高まります。
この機会に、名鉄協商のサポートを受けてみてはいかがでしょうか?新たな市場開拓を目指す中小企業にとって、大きな一歩となることでしょう。