大日本印刷がJapan Expo Parisの公認代理店に就任し新たな展開を目指す

大日本印刷がJapan Expo Parisの公認代理店に

大日本印刷（DNP）は、国際的なイベント「Japan Expo Paris」の公認代理店として再びその役割を担うことを発表しました。DNPは、世界各地に営業および製造の拠点を持ち、豊富なコンテンツホルダーやクリエイターとのネットワークを活かして、コンテンツ文化とクリエイティブ業界の発展に貢献しています。

DNPの多様な取り組み

DNPでは、漫画やアニメの原画などの知的財産（IP）を活用したイベントをはじめ、クリエイターとの共同作業を促進する「FUN'S PROJECT」や、XR（Extended Reality）技術を用いた「XRコミュニケーション®事業」など、多様な価値を提供しています。この技術によって、リアルとバーチャルの空間を融合させ、新たな体験を創出しています。

さらに、 DNPは「東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA」を運営し、日本のアニメ文化やコンテンツを国内外に発信する役割も担っています。2024年には、サンフランシスコに初の海外拠点「Tokyo Anime Center in SAN FRANCISCO」を設立し、海外ファンへの接点を拡大する計画です。

Japan Expo Parisの魅力

「Japan Expo Paris」は、2000年にフランス・パリで始まった日本文化の発信イベントです。フェスティバルは、日本に魅了された3名のフランス人が創造しました。このイベントでは、漫画、アニメ、ゲーム、伝統文化、音楽、武道、ハイテク、食文化など、多岐にわたる日本の魅力が発信されます。毎年25万人以上が来場し、より多くの人々に日本のコンテンツの魅力を直接届ける機会となっています。

このフェスティバルは、一般消費者のみならず、世界中の業界関係者も注目するBtoBtoCのイベントとしての位置付けが強まっています。入門者から熱心なファン、さらには家族連れまで、幅広い層が集まる場所として、コミュニティも年々拡大しています。

出展企業向け説明会の開催

DNPは、出展を検討している企業に向けて、出展説明会を開催することを告知しました。この説明会では、2025年のJapan Expoに関する募集要項やスケジュールについての詳細が説明される予定です。また、Japan Expoの共同設立者であるトマ・シルデ氏も登壇し、展示会の最新状況や2026年に迎える25周年の展望について紹介する予定です。