「the REMS」とは
2020-04-09 20:10:04
不動産投資の新常識「the REMS」の登場とその可能性
5億円以上の不動産マーケットプレイス「the REMS」が誕生
2024年4月、5億円以上のプロ物件に特化した不動産マーケットプレイス「the REMS」が、売買仲介会社専用サイトを発表しました。このプラットフォームは、オフィスビルや住宅、商業施設、ホテルなど、5億円以上のプロ物件を対象にした新しいサービスです。これまでの不動産取引の常識を覆す可能性を秘めています。
「the REMS」のユニークな特徴
「the REMS」は、買主と売主の情報をシームレスに結びつけることを目指して設計されています。利用者は、Direct会員とBroker会員の2つのレイヤーに分かれています。Direct会員は自身で物件を売買することができ、Broker会員は仲介会社向けに設計されています。このため、一つのプラットフォーム上で多様な取引が行えます。
また、「the REMS」では、審査制による匿名投稿が可能であるため、安心して不動産情報を利用することができます。必須項目は「用途」「エリア」「価格目線」のみで、少々不明瞭な情報でもマッチングが成立する仕組みが整っています。
アップデートの背景とマーケットの課題
コロナウイルスの影響で、不動産契約が見送られるケースが増加していますが、これによって多くの情報が水面下で流通しています。そこで「the REMS Broker」は、この情報交換のハードルを下げ、必要なデータを確実に届ける役割を果たすことが期待されています。実際に、業界の関係者から呼びかけられ、すでに多くの仲介業者が参加しています。
将来の展望と技術の進化
今後「the REMS」は、クラウドの導入や電子契約、ペーパレス化を推進し、取引の効率化を図っていく予定です。これにより、不動産の流動性を高め、よりスムーズな取引が実現します。また、PartnerであるEAGLYS株式会社と共に進めているAIによるデータ分析も、業界の数字を可視化し、より良いマッチングを可能にします。
特に注目すべきは「会員スコアリング機能」や「物件レコメンド機能」で、データ学習を通じて、ユーザーがまだ気づいていない潜在的なニーズを発見する可能性があります。
まとめと今後のアクション
現在、Direct会員200社、Broker会員500社の登録を目指して普及活動が進行中です。また、紹介制度を通じた新たな会員獲得方法も用意されており、さらに多くの企業がこの先進的プラットフォームに参加しやすい環境が整っています。
「the REMS」は、日本のBtoB不動産業界における新たなスタンダードとして、西洋の不動産市場に負けない全く新しい取引システムの確立を目指しています。これが日本経済の発展にどのように寄与していくのか、今後の動向から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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オーベラス・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都港区六本木7-21-24the MODULE roppongi 4階
- 電話番号
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03-6874-6700