環境経営の新たな一歩
株式会社TBMが、温室効果ガス排出量を可視化するクラウドサービス「ScopeX」と提携したことを発表しました。このパートナーシップにより、TBMはグリーンハウスガス(GHG)の削減施策を通じて、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)経営を支援していきます。
企業活動に求められるESG対応
近年、企業にとってCO2排出量の算定やその可視化は必須事項となりました。もはや単独でのCO2削減だけでは不十分で、企業全体での包括的な対応と改善が求められています。この課題に対処するため、TBMは「ScopeX」と共に、企業のESG経営のさらなる高みを目指していくことを明言しました。
dataseed:ESG支援サービス
TBMが展開するESG経営高度化支援サービス「dataseed」は、環境だけでなく、社会やガバナンスの領域にも対応しています。このサービスは、社内外に散在するESGデータの収集・集計を効率化し、サステナビリティに関する情報開示やESG評価機関のガイドラインに適合した形での対応を実現します。企業はこれにより、負担を大幅に軽減することができます。
「dataseed」は、Google DeepMind出身のCEOティアゴ・ラマルと共に開発された技術を用いて、高速かつ正確なESGスコア改善やコスト分析を可能にしています。これにより企業は、自レベルに合ったESG経営のための支援を受けられます。
TBMの持続可能な未来への取り組み
株式会社TBMは「進みたい未来へ、橋を架ける」を企業理念に掲げ、環境配慮型素材の開発と製品販売、資源循環の促進に取り組んでいます。主に、石灰石を主成分とする新素材「LIMEX」の開発を手掛け、この素材がプラスチックや紙の代替となることを目指しています。LIMEXは、資源の保全や温室効果ガス抑制に寄与し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
TBMは、LIMEXの製品普及を推進するだけでなく、リサイクルや再生素材販売、さらには大規模なリサイクルプラントの運営を通じて、廃プラスチックを含む資源循環の促進にも取り組んでいます。
新たな挑戦に向けた展望
このように、TBMは環境問題に対して果敢な挑戦を続けています。今回の「ScopeX」との提携を契機に、ESG経営の確立・強化を進め、持続可能な社会を築くための架け橋となることを目指しています。
会社概要
- - 会社名:株式会社Dataseed
- - 代表取締役CEO:福田 匡史
- - 所在地:〒100-6028 東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内 13階リージャス内
- - URL:https://dataseed.jp/
この取り組みを通じて、TBMはより持続可能な未来を見据え、環境配慮型の経営を推進していく決意です。