竹けん玉と大名筍
2025-11-19 12:50:57

鹿児島からシリアとルワンダへ!竹けん玉と大名筍の感動のストーリー

鹿児島からシリアとルワンダへ!竹けん玉と大名筍の感動のストーリー



2025年11月15日、鹿児島県の三島村に位置する三島竹島学園で行われたフィードバック講演会は、子どもたちに国際的な繋がりを感じさせる貴重な機会となりました。この講演は、特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト(代表:中村雄一)が実施し、7月の初回講演で得た学びを基に、子どもたちが「今、自分にできること」として生み出した手づくりの竹けん玉やハマギギョーザ、名産品である大名筍がシリアとルワンダに送られました。

世界とつながる学びの実践



三島竹島学園では、「世界とつながる学び」を重視し、島の竹を使った手づくりの竹けん玉や、島に自生するハマギを使ったオリジナルのハマギギョーザ、そして名産の大名筍を活用したプロジェクトに取り組んでいます。これらは「未来の架け橋教材(Future Bridge Learning Kit)」として、シリアやルワンダの教育現場で活用されています。子どもたちは自分たちの遊びや食文化が、遠く離れた国の学びと命を支えていることを知り、感動的なメッセージを受け取りました。

シリアとルワンダの現状



フィードバック講演では、教材が実際にどのように使われているかが紹介されました。シリアでは、14年間にわたる内戦を経て「戦後0年」を迎え、瓦礫の残る街で再建と和解のプロセスが始まっています。アレッポ大学の学生たちは、竹けん玉を通じて日本のクリエイティブな発想を学び、「日本の遊び×平和づくり」をテーマに授業を行ったことが紹介されました。

一方、ルワンダでは、過去の大虐殺から30年の歳月が経過し「二度と同じ過ちをくり返さない」という誓いのもとで教育が進められています。教室では、竹けん玉は「日本のお友達からのプレゼント」として紹介され、子どもたちは遠い国にも自分たちを思ってくれる仲間がいるということに大きな喜びを感じていました。

食を通じた教育の可能性



大名筍はシリア・ルワンダの双方において、煮物として提供されました。現地では、筍を食べる習慣があまりなかったため、「初めての食材」として食料危機や飢餓問題を考える契機にもなりました。また、島の特産品であるハマギを使ったハマギギョーザもルワンダに届けられ、現地の人々には「こんなに美味しい料理が届くなんて」と感動を呼びました。

学ぶことの意義



講演会の中では、「僕たちがヒーローになれた」と感じた子どもたちや先生の声が寄せられました。自分たちが心を込めて送ったものが、知らない国の人々の手に届けられているという現実は、教室の子どもたちに大きな影響を与えました。彼らは「どうなった?」と現地からの反応を心待ちにし、その経験が当事者意識を育てる上でどれほど貴重かを再認識しました。

地域を超えるつながり



このような取り組みは、単なる教育にとどまらず、地域全体が世界と繋がり、新しい学びのモデルを形成しています。なかよし学園の「CoRe Loop」アプローチは、その代表例です。島の特産品を活用したアントレプレナー教育を通じて、子どもたちが自分の活動が世界を平和にする一助となることを体験しています。

未来への一歩



三島竹島学園では、今後も大名筍を使った「豚味噌」を海外活動に実装する計画が進められています。これにより、さらに多くの「未来の架け橋教材」が生まれ、島の子どもたちが国際的な視野を広げる手助けをするでしょう。

今回の講演会での取り組みは、三島竹島から世界との繋がりを感じさせる素晴らしい事例となりました。充実した学びは、子どもたちに自分たちが特別な存在となり得ることを教え、彼らの未来をより明るいものにしていくことでしょう。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト
住所
千葉県松戸市小金原4-14-14
電話番号
047-704-9844

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