豊田市の介護予防事業
2024-07-01 20:42:12

官民連携で実現!豊田市が推進する介護予防事業「ずっと元気!プロジェクト」にジョージ・アンド・ショーンが参画

高齢化社会における新たな挑戦:豊田市の「ずっと元気!プロジェクト」にジョージ・アンド・ショーンが参画



高齢化が進む現代社会において、健康寿命の延伸と介護費用の抑制は喫緊の課題です。愛知県豊田市では、官民連携による介護予防事業「ずっと元気!プロジェクト」を推進しており、このプロジェクトに、高齢者認知機能推定AI「Cognivida」を提供するジョージ・アンド・ショーン株式会社(以下、G&S)が参画しました。

G&Sは、6月1日より、オンラインツールを活用したシニア向けのフレイル/認知症予防サービスの提供を開始しました。このサービスは、高齢者の社会参加促進を目的とし、オンライン上で講師との会話やイベントへの参加など、多様なコミュニケーションを促進します。さらに、サービス利用時のデータをAIで分析することで、認知機能の推定やMCI(軽度認知障害)の早期検知を行い、要介護・要支援認定リスクの低減を目指します。

「ずっと元気!プロジェクト」の背景



豊田市は、2025年問題と呼ばれる団塊の世代後期高齢化への対応に加え、コロナ禍による高齢者の外出機会減少とフレイルリスクの上昇といった課題に直面しています。これらの課題解決に向けて、健康寿命延伸と介護費削減を目標に「ずっと元気!プロジェクト」を立ち上げました。

G&Sは、愛知県が実施する産学官連携の研究開発プロジェクト「知の拠点あいち重点研究プロジェクトIV期」に、藤田医科大学と連携して参画しています。このプロジェクトでは、オンラインコミュニケーションにおける表情や視線などの情報を基に認知情動機能を評価するシステムの開発を進めており、その成果を社会実装することを目指しています。

G&Sの役割と提供サービス



G&Sは、「ずっと元気!プロジェクト」において、オンラインを活用した認知症予防コミュニティの創出と、サービス利用時のデータ分析による介護予防費削減の検証を行います。具体的には、以下の2つの役割を担います。

1. 高齢者が充実した人生を送れるコンテンツとコミュニティの提供: オンラインサービスを通じて、講師との会話やイベント参加を通して、高齢者の社会参加とコミュニケーションを促進します。また、地域に根差した講師の選定やコンテンツの開発にも力を入れます。
2. AIによる認知機能推定とMCI早期検知: サービス利用時のデータをAIで分析することで、認知機能を推定し、MCIの早期検知を行います。これにより、要介護・要支援認定リスクの低減を目指します。

データに基づく効果検証とサービスの進化



G&Sは、サービス利用時のデータ分析を通じて、本サービスが介護予防にどのような効果をもたらすのか検証を行います。データに基づいた効果検証と、高齢者のニーズを踏まえたサービス改善を継続することで、より効果的で使いやすいサービスを目指します。

社会課題解決への貢献



G&Sは、高齢者の方々が健康で長く、安心して暮らせる都市づくりに貢献するため、今後も高齢者認知症の社会課題解決に向けて、健康寿命延伸のためのサービス開発と提供を続けていきます。

「ずっと元気!プロジェクト」の今後の展開



「ずっと元気!プロジェクト」は、官民連携による取り組みを通じて、高齢者の健康寿命延伸と介護費削減に貢献していくことが期待されています。G&Sは、今後も豊田市と連携し、地域住民のニーズに合わせたサービスを提供することで、高齢者が生き生きと暮らせる社会の実現を目指します。


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