心を癒やす絵本
2020-12-16 10:30:01

コロナ禍の心と体を癒す新セラピー絵本「メディテーションタッチ」

心と身体を結ぶ新たな体験 "メディテーションタッチ"



コロナ禍で疲れを感じる大人たちにとって、心を整える方法は重要なテーマです。その答えの一つとして、沖縄県で生まれた新しいセラピー絵本「メディテーションタッチ」を紹介します。この絵本は、身体に触れながら読み進めることで、心の安定を図ることが目的です。

出版元は沖縄の小さな出版社「絵本スタジオ アコークロー」。12月中旬から全国書店やオンラインショップで発売されるこの絵本は、心と身体のつながりを深める新しい試みとして注目を集めています。

「メディテーションタッチ」は、読者が足や腕、お腹など自分の身体の一部に手を当てながら進めていくスタイルです。まるで自分自身をそっとさするように。これは、我々が日常生活の中で忘れがちな「ありがとう」の感謝の気持ちを思い出させる手法です。例えば、物語の一部には、「今の気持ちをおしえてくれる?」と問いかけ、ハートの色を選ぶことで自分の心の状態を知ることができます。

さらに、「あしをなでよう。行きたいところへ連れていってくれる右足にありがとう」といった表現が、読者を心地よい気持ちにさせます。この文は単なる文章ではなく、身体への感謝と愛を育むメッセージです。このように、「メディテーションタッチ」は色とりどりの絵と共に、カラーセラピーの要素も取り入れた美しいビジュアルで、心を癒します。

また、バイリンガル絵本として全てのページに英訳が付属しており、海外の方々とも楽しめる作品です。思考、心、身体はつながっています。心がざわつく時、まず身体から整え、感謝の気持ちを寄せていくことで、より深く自分を見つめ直すことができるでしょう。

「メディテーションタッチ」は、親子での読み聞かせや、大人にとってもストレスの多い日々の中で心を軽くする手助けとなる一冊です。さらに、沖縄の出版社が意図するのは、心があたたかくなる絵本を通じて子どもも大人も元気にすることです。このコンセプトは、沖縄の言葉で「たそがれどき」を意味する出版社名「アコークロー」にも込められています。

作者情報: 本作品の作者であるながもとみち氏は、作家であり絵本セラピスト、瞑想ファシリテーターです。
彼は「心と旅と幸せ」をテーマに多くの書籍や絵本を手がけてきました。また、絵本デザイナーのまぁまーる氏は、育児経験を通じて愛情を伝える作品づくりに取り組んでいます。

絵本の発売に先立って、12月10日から27日までは沖縄のジュンク堂書店 那覇店にて、アコークローの5周年フェアが開催される予定です。この機会にぜひ実際の作品を手に取って、その温もりを感じてみてください。

作品詳細


  • - タイトル: メディテーションタッチ
  • - 作者: ながもとみち (作)・まぁまーる (絵)
  • - ISBN: 978-4-908788-04-8
  • - 価格: 1600円(税抜)

この「メディテーションタッチ」で、あなたも心と身体をつなぐ新たな体験をしてみてはいかがでしょうか。大切な人に触れ合うこと、自分自身の体に「ありがとう」を伝えること。この絵本が、あなたの心に温かい光を灯しますように。

会社情報

会社名
絵本スタジオアコークロー
住所
沖縄県うるま市勝連浜83
電話番号
098-923-3194

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