保育の未来サミット
2025-05-29 10:40:52

ユニファが提案する未来の保育を探るイベント「ルクミー 保育の未来サミット2025」

ユニファが描く保育の未来



ユニファ株式会社は、2025年5月13日に「ルクミー 保育の未来サミット2025」を開催しました。このイベントは、ユニファが提供するICTサービス「ルクミー」を利用する保育園を対象に、保育AI™による新しい保育の在り方を探る機会として位置付けられています。

背景:少子化と保育業界の変革



日本の保育業界は、少子化と人材不足という大きな課題に直面しています。厚生労働省のデータによると、過去10年間で出生数は約30%減少し、現在もこどもの数が44年連続で減少傾向にあります。このような状況下、保育業界では業務負担が増大しており、働き方改革や人材確保が急務となっています。デジタル庁が目標とする2025年度中の保育施設におけるICT端末の導入率100%を目指し、保育現場ではデジタル化が解決策として求められています。これに合わせて、新しい保育の質の向上を模索するためのサミットが開催されました。

サミットの内容



第一部:パネルディスカッション



第一部では、玉川大学の大豆生田教授をはじめ、こどもDX推進協会の齋藤理事長、日本保育協会の堀園長といった専門家が登壇し、「新時代の保育の考え方」をテーマに議論を展開しました。ここでは、これまでの取り組みを振り返りながら、テクノロジーの活用が今後の保育にどう貢献するかについて話し合いました。特に、「こどもまんなか社会」の実現に向けて、保育施設が地域ネットワークの中核となる重要性が強調されました。

第二部:事例検討会



続く第二部では、ユニファが開発した保育AI™「すくすくレポート」の利用事例が紹介されました。このAIは、保育者のアシスタントとして機能し、記録作成や情報整理を手伝うことで、保育者がこども達との関わりにもっと集中できる環境を整えます。具体的な導入事例も共有され、参加者はAIの導入がもたらす可能性や保育の質の向上について深く考えることができました。

参加者の感想



参加した保育者からは、保育現場の業務負担軽減や質の向上に対する期待が寄せられました。特に、保育AIが業務改善に寄与し、こどもとのふれあいをより深めるための環境整備に繋がるという意見が多くありました。参加者たちは、地域社会との連携を強化し、こどもたちを見守る体制をしっかりと構築する必要性を再認識しました。

今後の展望



ユニファは、今後も保育AI™の活用を進め、保育者がこどもたちと向き合う時間を増やしていく計画です。AI技術の進化と共に、質の高い保育を提供し続けるための取り組みを続け、多様な育ちを支える保育の実現を目指しています。

このサミットは、保育の未来に関する重要な議論の場となり、保育者や地域の人々、社会全体が共に考え、行動していくことの必要性を再確認する機会となりました。今後も、ルクミーの活動を通じて、保育業界の変革に寄与していくことが期待されています。


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会社情報

会社名
ユニファ株式会社
住所
東京都千代田区永田町2丁目17−3住友不動産永田町ビル 1F
電話番号

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