新たな人生の指針としての一冊
2025年7月2日、ダイヤモンド社から、著者しずかみちこの指南書『「やりたいこと」はなくてもいい。』が刊行されます。本書は、目標が見つからずに悩む全ての人々に向けた、人生に迷わないための新しい視点を提供します。
誰もが感じる「目標がない」悩み
「5年後、どうなりたい」と聞かれたとき、すぐに答えられる人は少ないのではないでしょうか?多くの人が夢や目標に向かって頑張ることが期待され、社会全体がそのような価値観に満ち溢れています。そのため、何も思いつかない自分に対して焦りや後ろめたさを感じることも多いでしょう。本書は、そのような「やりたいことがない」ことをネガティブに捉えず、むしろ前向きに活かす方法を示しています。
著者のしずかみちこ氏は、自らの経験とセッションを通じて、人生の進んでいくべき道の見つけ方に関する二つのタイプを提唱します。それは、「逆算型」と「積上型」であり、特に「積上型」に焦点を当てています。この考え方では、目標を持たずとも、ありのままの自分の強みに気付くことで充実した人生を手に入れることが可能です。
自己理解を深めるための4つのステップ
本書では、具体的な方法として「強みを見つけ、育てるための4ステップ」を提案しています。まずは「強みの種」を見つけ刺激を与え、次に自分自身を深く理解していくことで、その強みを芽吹かせます。その後、成長を妨げる要因を洗い出し、最後にはその強みが自然に発揮されるようになるまでのプロセスが示されています。このアプローチを通じて、「やりたいことがない」ことがむしろ選択肢を広げる手段であることが実感できるでしょう。
読者が得られるもの
本書の終わりには、人生の新たな見方をもたらすメッセージが待っています。“やりたいことがない”という状態が、自己理解を深めるチャンスであり、無限の可能性を秘めた状況であることを伝えています。この知識が明日を前向きに過ごす力となり、人生の選択肢を広げる一助となることを期待しています。
著者について
しずかみちこ氏は、Gallup認定のストレングスコーチであり、心理学に基づいたアプローチで多くの人々をサポートしてきた経験があります。彼女は、
「自分の心を殺してはいけない」という知識の普及に努め、実際に1000人以上の人生に寄り添ってきました。このような実績が裏付ける通り、本書は多くの読者に響くことでしょう。
光の当たる道を見出すための第一歩として、ぜひ手に取ってみてください。
書籍情報
- - 著者: しずかみちこ
- - 定価: 1,760円(税込)
- - 発売日: 2025年7月2日
- - 発行: ダイヤモンド社
- - ページ数: 288ページ
- - 書籍リンク: Amazon