freeeアプリストアに「ALiS」が登場
フリー株式会社は、EY新日本有限責任監査法人が提供する監査手続支援システム「ALiS」を、freeeアプリストアに掲載することを発表しました。この新機能により、ユーザーは監査手続きに必要なデータを効率的に管理できるようになります。
ALiSの機能と特徴
「ALiS」は、会計データを自動で取得し、必要に応じてデータ加工を行うことを目的としたアプリケーションです。特に、freee会計とのAPI連携を活用し、数百から数千に及ぶ証憑データを一括で取り込むことができます。これにより、従来の手作業によるデータ収集や提出状況の確認といった業務を大幅に効率化することが期待されています。
さらに、ALiSは、データ転送時に高いセキュリティを確保しています。不適切なメール送信やUSBメモリの紛失などによる情報漏洩リスクを低減させることで、企業にとって重要な情報を守ります。これは特に監査を行う際に重要な要素です。
業務の効率化とコスト削減
ALiSの導入により、企業は監査対応にかかる時間とコストを削減できるでしょう。上記の自動化機能によって、手動でのデータ入力やミスが減少し、時間を要する作業を簡略化します。これにより、バックオフィスの業務負担が軽減されるだけでなく、監査法人とのやり取りもスムーズになります。
入手方法と利用規約
ALiSはEY新日本有限責任監査法人との監査契約を結んでいる法人のみが利用可能です。これにより、使用者間でのデータの信頼性を高め、円滑な業務を実現します。連携アプリはfreeeアプリストアで入手可能で、詳細な連携方法については同ストア内の説明ページを参照してください。
終わりに
freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に」というミッションを掲げており、今後もパートナーや金融機関と提携し、様々なバックオフィス業務を支援する機能を追加していく展望です。ALiSの導入により、より多くの企業が監査業務を効率的に運営できるようになることを期待しています。