環境に優しい音楽祭の実現へ
2025年5月17日と18日の2日間、神奈川県海老名市で開催された「第3回 世界平和音楽祭 From 海老名」。このイベントでは、株式会社ReGreeが開発したカーボンオフセットシステム「ReGree」を無償提供し、文化と環境の両立を目指した取り組みが注目されました。
環境配慮型イベントの実現
ReGreeのシステムは、参加者が出かける際に生じるCO₂排出量をリアルタイムで計算し、可視化することができるものです。これにより、主催者はオフセットダッシュボードを通じて、環境への影響を直感的に理解することができます。
さらに、このシステムでは、1トンのカーボンクレジットをトークン化し、参加者のチケットナンバーごとにNFTとして割り当てる機能も備えています。これにより、プロジェクトの信ぴょう性が証明され、参加者の環境貢献がよりクリアに示されます。
音楽祭の内容
音楽祭の初日は、沖縄の伝統的な祈りが演じられ、海老名のダンスチームによるパフォーマンスが行われました。二日目には、日本から宇宙平和へとつながる「第九」の合唱が響き渡るなど、平和をテーマにした多彩なプログラムが展開されました。
CO₂排出量の計算とオフセット
このイベントで計算されたCO₂排出量は、参加者の移動手段や会場の電力使用量、さらにはオーケストラへの支援から算出されました。他方で、岐阜県の森林保全型プロジェクトから提供されたJクレジットを用いて、これらの排出量をオフセットしました。このことにより、カーボン・ニュートラルな文化イベントとしての意義を高めています。
ReGreeの価値
ReGreeは、企業や個人が行う環境貢献を「見える化」し、持続可能な未来へとつなげることを目指しています。このシステムは、サプライチェーン全体でのCO₂排出削減に貢献することが期待されています。また、企業にとっては、製品に環境価値を付加する新たな手法を提供し、環境保護と経済的利益の両立を図ることにつながります。
企業のメッセージ
ReGree代表の村上公規氏は、「私たちは環境保護とビジネスの両立が可能であることを示していきたい」と語ります。これは、次世代への責任を果たすだけでなく、企業の価値を高める新しいアプローチです。
お問い合わせ情報
この取り組みに関する詳細な情報や問い合わせは、株式会社ReGreeの公式ウェブサイトまたはメールにて受け付けています。
Email:
[email protected]
Web:
https://www.regree.jp/
イベント概要
- - イベント名: 第3回 世界平和音楽祭 From 海老名
- - 開催日: 2025年5月17日(土)・18日(日)
- - 会場: 海老名市文化会館 大ホール
- - 主催: 世界平和音楽祭実行委員会
ReGreeの取り組みは、今後も続いていく予定です。このようなイベントを通じて、環境への意識を高め、持続可能な文化とビジネスの共存を実現していく姿勢が求められています。