江の島灯籠2025、幻想的な光の世界が広がる夏の夜を体験

江の島灯籠2025がもたらす幻想的な光の祭典

2025年の夏、神奈川県藤沢市の江の島が再び美しい光の演出で彩られます。7月19日（土）から始まる「江の島灯籠2025」は、江島神社の瑞心門から辺津宮を舞台に、特に注目を集める“光の絵巻”と呼ばれるインスタレーションを披露します。

このイベントは、地域振興を目的とし、すでに18回目を迎える夏の伝統行事です。江島縁起をテーマにした約1,000基の灯籠が設置され、江島神社のライトアップと共に、江の島一帯を幻想的な光で包み込みます。

“光の絵巻”の新演出

今年の“光の絵巻”は、昨年からさらに進化をとげました。第1期（7月19日〜第2期（7月27日〜の二部構成で、瑞心門を中心に光の切り絵モチーフが映し出され、涼やかな音も演出されます。また、江の島を照らす「夏の宵月」が新しいモチーフとして加わり、より一層華やかさが際立ちます。

第2期の開始を迎えると、瑞心門から辺津宮へと続く石段での“光の導き”が楽しめます。この場所では、葦簀の下に設置された貝細工の風鈴が涼しい音を奏で、その周りには羽衣のように揺れる布に映し出された浮世絵の作品が、訪れる人々に江の島の文化や歴史を堪能させてくれます。幻想的な空間に浸り、江の島の魅力をじっくりと感じられることでしょう。

サムエル・コッキング苑でも光の拡がり

今年は新たに江の島サムエル・コッキング苑にも光の演出エリアが拡大されます。自然の中に大きな灯籠が現れ、その周りは多彩な色で照らされ、訪れる人を魅了します。このエリアは事前期間から通年で楽しむことができ、シーキャンドルを目指しながらの夕暮れの散策は、また別の楽しみを与えてくれます。

ベルベッタ・デザインによるインスタレーション

光の演出を手掛けるのは、株式会社VELVETA DESIGNです。「空気をデザインする」をテーマに、彼らは数々の素晴らしい光のインスタレーションを創り出してきました。過去には東京丸の内や大阪、札幌などでも多くの実績があり、その技術力には定評があります。特に江の島灯籠は、初年度から毎年進化を続けており、訪れる人々に深い感動を与えてきた実績があります。

今年の開催情報

「江の島灯籠2025」の開催期間は、2025年7月19日（土）から8月31日（日）まで。毎日18時から20時30分まで点灯されており、土日祝日は延長される時間もありますので、昼間の観光と合わせて訪れていただくのがオススメです。江の島を訪れ、この夏の夜に広がる光の物語を体験してみてはいかがでしょうか？