名古屋のアナログレコード専門店が示す需要の高さ
名古屋に新しくオープンしたアナログレコード専門店「Face Records NAGOYA CHUNICHI BLDG.(名古屋 中日ビル店)」が、愛知県におけるアナログレコードの需要やレコード店に関する意識調査を実施し、その結果を公表しました。これにより、アナログレコードの人気が依然として健在であることが分かりました。
調査概要
FTF株式会社は2024年7月、愛知県に住む15歳から99歳の男女を対象に、Webアンケートを通じて意識調査を行いました。調査には500名が参加し、様々な興味深い結果が得られました。特に注目したいのは、「レコードに触れたことがある」との回答が76.6%に達し、その中で「今も持っている」と答えた割合が19%にも上ることです。
現役のアナログレコード
近年、特に注目すべきはレコードの購入状況です。直近の1年間で新譜を購入した人は56%に達し、レコードの購入がアクティブな文化として位置づけられています。一方で、中古レコードの需要も高く、44%が自分のコレクションに中古レコードを加えたという結果も興味深いものです。
これらのデータから、アナログレコードは単なる懐かしさだけでなく、現役のエンターテインメントとして多くの人に楽しまれていることが明らかになりました。特定の新譜のリリースとともに中古市場に興味を持つ消費者が増えているようです。
アナログレコードの生産増加
また、2023年でのアナログレコードの生産金額が34年ぶりに60億円を超えていることも、今のアナログレコードブームを裏付けるデータとして注目されています。これは音楽シーンにおけるアナログレコードの販売が活発化していることを示しており、関心が続いている証拠と言えるでしょう。
名古屋中日ビル店の人気タイトル
名古屋中日ビル店が2024年4月23日にオープンして以来の売り上げ分析では、人気タイトルのトップ5が発表されました。特に人気が集まったのは、大瀧詠一の作品で、続いて山下達郎の「FOR YOU」、YMOのタイトルも高評価を得ていました。これらのデータは、アナログレコードが世代を超えて愛されていることの証です。
レコードの整理と買取
通常、実家や親戚の家に眠っている不要なレコードがあれば、専門店を利用することが推奨されています。Face Recordsでは、レコードの買取サービスを通じて、価値ある作品を新たな持ち主へとバトンタッチし、音楽の感動を次世代へ伝える手助けを行っています。
店舗詳細
「Face Records NAGOYA CHUNICHI BLDG.」は、愛知県名古屋市内に位置し、様々なアナログレコードを取り扱っています。営業時間は10:00〜20:00で、定休日は商業施設に準じているため、訪問する際はご注意ください。加えて、全国を対象とした宅配や出張買取サービスも提供しており、どこにいてもレコードのプロによる買取査定を利用できます。
アナログレコードの魅力が再評価される中、今後も重要な文化資産としての役割を果たすことが期待されます。音楽とともに歩むこの文化が続いていくことを願っています。