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株式会社ZipangPortが、ジョージアのアジャリア自治共和国に会社を設立する計画を進めている。同社は、2023年1月10日から15日にかけてアジャリア自治共和国を訪問し、現地政府関係者との情報交換や、国家プロジェクト「グリーンプロジェクト」の視察を実施した。

「グリーンプロジェクト」は、チェコ人やジョージア人の投資家によって進められている、380ヘクタールの土地を活用した大規模な開発計画である。同社は、このプロジェクトへの参入を通じて、日本の技術やノウハウを活かした事業展開を目指している。

今回の訪問では、アジャリア自治共和国の総理大臣や財務大臣、将軍への表敬訪問が行われ、ジョージアの経済状況や観光資源に関する情報交換が行われた。また、グリーンプロジェクトの担当者との会談では、具体的な事業計画について協議が行われた。

ZipangPortは、ジョージア進出を機に、日本企業の海外進出支援事業を強化していく方針。同社の代表取締役である林和範氏は、「ジョージアは、治安が良く、食も美味しく、自然も豊かで魅力的な国です。歴史的にシルクロードの通り道でもあり、地理的にも日本企業にとって重要な場所だと考えています。当社は、ジョージアに拠点を置くことで、日本とジョージアのビジネス交流を促進し、両国の経済発展に貢献したいと考えています。」と語っている。

同社は、今後、ジョージアに3つの会社を設立する予定。1社目は、グリーンプロジェクトを成功させるための現地情報収集や日本への情報発信を行う会社、2社目は、ZipangPortのジョージア支社、3社目は、株式会社Forsicoreとの業務提携による会社となる。

Forsicoreは、不動産投資や法人設立、移住などのサービスを提供している会社。両社は、ジョージアにおける日本企業の事業展開を支援していく。

ZipangPortは、現在、ジョージア支社で働く人材を募集している。同社のウェブサイトでは、日本語と英語で募集情報が掲載されている。

同社は、日本企業の海外進出を支援するWEBマッチングプラットフォーム「FiZiT」も運営している。FiZiTは、日本のモノ（商品や商材）とコト（事業やビジネス）を海外事業者とマッチングさせるサービスである。

ZipangPortは、今回のジョージア進出を起点として、海外市場への事業展開を積極的に推進していく方針である。

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